ごちそうの木 タンザニアのむかしばなし

ごちそうの木 タンザニアのむかしばなし

  • 絵本
作: ジョン・キラカ
訳: さくま ゆみこ
出版社: 西村書店

税込価格: ¥1,650

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作品情報

発行日: 2017年07月20日
ISBN: 9784890139835

B4変型ヨコ・上製・30ページ

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

アフリカの民話の宝庫、タンザニア。
この地で生まれ育った絵本作家ジョン・キラカが、
タンザニア南西部に暮らすフィパの人たちの語りを記録し、この絵本をつくりました。
ティンガティンガ・アートを学び、ユニークな独自の画風を確立したキラカの絵と、
素朴な昔話のおもしろさを味わえます。
キラカの絵本は、スイス、ドイツ、スウェーデン、アメリカなど多くの国で翻訳出版されており、
また、キラカは各地でストーリーテラーとしても活躍しています。

【ティンガティンガ・アートって?】
1960年代、タンザニアのエドワード・サイディ・ティンガティンガによりはじめられた、
ポップアートの手法です。

ベストレビュー

「ン」から始まる言葉

「音」がこの絵本の魅力の一つかもしれません。「ントゥングル・メンゲニェ」。日本語にはない「ン」から始まるその不思議な響きに、我が子はすっかり心を奪われ、何度も口に出して楽しんでいました。遠いタンザニアの言葉の響きが、一瞬で物語の世界への扉を開けてくれたのです。

その扉の向こうに広がるのは、作者ジョン・キラカ氏がティンガティンガ・アートを礎に描く、躍動感あふれる世界です。鮮やかな色彩とユーモラスな動物たちの表情が、耳に残る言葉のリズムと一体となって、私たちの五感を豊かに刺激します。

作者が村の語り部から聞き集めたという素朴な民話が、なぜこれほどまでに生き生きと感じられるのか。それは、文字情報だけでなく、異文化の音や色彩といった、身体で感じる要素が豊かに詰まっているからでしょう。

まるで作者本人が、私たちの隣で語り聞かせをしてくれているかのようです。絵本という静的なメディアを通して、ダイナミックな口承文芸の楽しさを見事に伝えてくれる。そんな稀有な一冊でした。
(マドレーヌさんさん 30代・ママ 男の子8歳)

ジョン・キラカさんのその他の作品

なかよしの水 タンザニアのおはなし  / いちばんのなかよし / チンパンジーとさかなどろぼう

さくま ゆみこさんのその他の作品

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