おかわりへの道

おかわりへの道

  • 児童書
作: 山本 悦子
絵: 下平けーすけ
出版社: PHP研究所

税込価格: ¥1,210

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2018年03月01日
ISBN: 9784569787589

出版社のおすすめ年齢:低学年〜
A5判/80ページ

この作品が含まれるテーマ

この作品が含まれるシリーズ

出版社からの紹介

二年二組の担任のりょうた先生は、給食の時あまったごはんをおむすびにしてくれます。きれいな形じゃないし、塩もふりかけもかかっていません。でも、食べた子たちは口をそろえていうのです。「サイコー!」って。

かすみは、ずっとそのおかわり用のおむすびを食べてみたいと思っていました。だけど、きらいなものが多くて食べるのが遅いかすみにとっては、おにぎりを食べることは徒競走で一等になるくらい大変なのです。

かすみは、いつもおかわりをするげんちゃんと同じように給食を食べてみたら、おかわりができるかもしれないと思いつきました。ところが、食べ方をまねしてみても、げんちゃんが食べ終わった時にかすみの給食はまだ半分も残っていました。

げんちゃんにまねをしていたことがばれてしまったことから、友達のちなちゃんと三人で、おかわりのおにぎりを食べるための作戦会議をはじめました。ところが、おかわりへの道は険しいものでした。

おかわりへの道

おかわりへの道

ベストレビュー

とてもドラマチック

3年生のクラスで全文読み聞かせしました。
読んでいる間中、クラスが水を打ったように静かで、この本に集中していることが伝わってきました。

先生が作ってくれるおにぎりが食べたいという子どもらしい一途な思いに共感できます。食べるのが遅い子にとっておかわりは、とてもハードルが高い出来事です。

この作品、かずみのおかわりへの道を助けるクラスメイトのチームワークがメインとなっています。

だからこそ、子どもたちの個性が光ってます。かずみを気にかけてくるげんちゃんやちなちゃんはクラスにいそうな子どもたちだし、子どもって一生懸命に頑張っている子にはとても優しいのです。

おにぎりを食べられるか?までの山あり谷ありがとてもドラマチック。最後読み聞かせしている自分がうるっとしてきてしまいました。

クラスの子どもたちに何か読んであげたいと思っている先生がいらしたら、ぜひこの本をお勧めします。

もちろん、保護者の方々にもお勧めです。我が家の高校生の息子も家に置いてあったら読んでいますいた。
(はなびやさん 50代・ママ 男の子17歳)

山本 悦子さんのその他の作品

アリゲーターガーは、月を見る / しょうがっこうが、きらいです! / わたしに続く道 / いつかの約束 1945 / がっこうかっぱの生まれた日 / マスク越しのおはよう

下平けーすけさんのその他の作品

まねをしました / おはなしサイエンス 未来のたべもの 未来の給食、なに食べる? / はっけよい、子ガッパ! / パパはカッパか!? / おはなしSDGs 安全な水とトイレを世界中に 水とトイレがなかったら? / はっぴょう会への道


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご