
たまねぎのばあさん、手ぬぐい持ってどこにいくのかな? すすすすす、ふくぬいで……お風呂に入った! あ〜気持ちよさそう。
今度は、とうもろこしのかあさん。 ららららら、あ〜おはだつるつる。 そら豆の三姉妹も、みかんのじいさんも、 みーんなお風呂に入って、ごくらくごくらく。 最後は、バナナのとうさんとモンキーバナナも一緒に……。
三浦太郎さんの新しい赤ちゃん絵本は「あかちゃんととととと」シリーズ2冊。野菜さんやくだものさんたちが「おふろに はいろ」の繰り返しのリズムで服を脱いで、嬉しそうにお風呂に入る姿はなんだか新鮮! その幸せそうな顔にゆったりぽかぽかした気持ちになってきます。
毎日繰り返される習慣ひとつが、こんなに愛らしい絵本になってしまうなんて! よく見ると、それぞれのキャラクターに合わせてお風呂もみんな違いますよ。さささささ、読み終わったら一緒にはいろうね。『ぼうしかぶって』も合わせてどうぞ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

「ぱぱぱぱぱ そらまめの さんしまい ふく ぬいで」「おふろに はいろ あ〜 きもちいい」 みかんじいさんは「ほほほほほ」とふくぬいで、どんなおふろにはいるのでしょう。 バナナのとうさんとモンキーバナナのこどもは、いっしょにはいってうれしそう。 「すすすすす」「ららららら」などの連続する5音や、「おふろに はいろ」という語りかけのくりかえしが心地いい1冊。 あったか、ぽかぽかおふろにはいりたくなります。 1歳から楽しめます。

最後はやっぱり牛乳ですか
リズミカルで軽快なお風呂絵本です。
タマネギ、トウモロコシ、ソラマメと、お湯に入る野菜でたのしんでいたら、ミカンやバナナまで登場して、一皮むけた絵本になっています。
お風呂が苦手な子の入浴導入になるでしょうか。
お風呂から出たらやっぱり牛乳ですか。
銭湯のような感じもしたので、みんなそろって湯につかっているシーンもあったらよかったような気もします。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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