
「魔女の宅急便」シリーズの作者として知られ、国際アンデルセン賞受賞作家の角野栄子さんが、『まめざらちゃん』でデビューのよしむらめぐさんとコンビを組んだ「アコちゃん絵本」シリーズ4作目。
今日のアコちゃんはぷんぷん怒っています。 なぜってお友だちがみんな遊んでくれないから。 怒りにまかせて足元の石ころを蹴飛ばしたら、高くどこかへ飛んでいって……。 なんと、シロクマさんにぶつかって大きなたんこぶができちゃった!
アコちゃんはしょんぼりして「ごめんなさい」と謝りますが、シロクマさんのこぶの痛みはなかなか治りません。 それでアコちゃんは、痛いときのとっておきのおまじないを教えてあげる……というお話です。
実はそのおまじないは、誰でもできる、数を数えること! 「1つ、2つ、3つ、4つ……」数を数えるほうに夢中になっちゃって……いつの間にか、気になる痛みはどこへやら。 そんなことって、ありますよね!
読み聞かせしながら、小さなお子さんも、アコちゃんとシロクマさんと一緒に数を数えられます。
アコちゃんとシロクマさんの笑顔、そしていつもアコちゃんのそばにいる大切なお友だち、トラトラちゃんとクマちゃんの愛らしさに、読んだ後はすっきり。 「いたいよー」「ごめんなさい」のドキドキと、99まで数えるおまじないを、繰り返し味わいたくなる絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)

読み聞かせしながら一緒にやってみる絵本
アンデルセン賞受賞作家角野栄子の小さな子どもの読み聞かせにぴったりのアコちゃん絵本シリーズ第4弾。
痛いときにやってあげたいおまじないのお話です。
ぷんぷん怒ってるアコちゃんが、け飛ばした石ころが、シロクマさんにぶつかってしまいました。 大きなコブができて、痛くて怒ったシロクマさんは、アコちゃんのうちにやってきました。
「いたい!いたい!」 「はやくなおしてくれ〜」
薬をぬっても直りません。 そこであこちゃん、いいことを思いつきました。
「いたいときのおまじないをしてあげる」
いつもお母さんがしてくれるおまじないをしてあげることにしました。 それは、歳の数だけ数を数えるおまじない。 ところが、シロクマさんったら、「ぼくは、99歳だ。はやく数えてくれ!」といいます。 アコちゃんは、99まで数えられるのかな?
【編集担当からのおすすめ情報】 アコちゃんシリーズは、お子さまに読み聞かせしながら、一緒にやってみる楽しさが好評です。 歳の数だけ数えるおまじないを、お子さまと一緒に実際にやって楽しめます。

違いました
痛いときのおまじないと言えば
「いたいのいたいのとんでいけ〜」ですよね?
てっきりそれだと思って読んでいたら
全然違うおまじないで拍子抜けしました。
小さい子でも簡単にできそうなおまじないですが、
数をたくさん数えられる子じゃないと難しい、
そんなおまじないでした。
とうとうおわりだ ほいのほいのほい
痛いのなくなったね。
(ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
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