
作りおき不要! 準備10分! 誰でも作れるワンパターンごはん、 でも、これがウマいんだ!
アフロえみ子の 1食200円 驚きの食生活を大公開
アフロで無職で独身の、稲垣えみ子52歳。 朝日新聞退社後、激変したのは食生活。 メシ、汁、漬物を基本に作る毎日のごはんは、なんと一食200円。 冷蔵庫なし、ガスコンロは一口、それでもできる献立とは!? 何にしようか悩む必要すらない、ワンパターンごはん。 でも、そのバリエーションは無限で自由。
料理は、自由への扉だ! だから自分で自分の人生を歩みたければ、 誰もが料理をすべきなのである。 男も、女も、子供も。 自分で料理をする力を失ってはいけない。 それは自らの自由を投げ捨てる行為である。 (あとがきより)
●ごはんはどんな鍋でも炊ける ●味噌を湯で溶く、究極の1分味噌汁 ●最強の出汁が出る、干しエノキ ●旬の野菜の食べ尽くし ●ぬか床は最高のお抱え料理人 ●塩味グループの調味料で万全 ●アフロ式10分クッキング ……目からうろこのアイデア満載!
毎日の食卓のカラー口絵付き
プロローグ だから会社を辞められた
第1章 毎日同じメニューなのに走って家に帰る *こんな世界があったとは
●「めし、しる」にヨダレが出たら最強です ●冷蔵庫をやめて目が覚めた ●時代劇に見る究極のシステム・クッキング ●早い・安い・うまい ●そういえば旅館も朝食の方がうまいのだ ●なぜ毎日違うものを食べなきゃいけないのか ●「今日のご飯何にしよう」という無間地獄から脱出せよ ●「聡明な女は料理がうまい」の呪縛 ●考えるな、感じろ ●そして時間と幸福が訪れる
第2章 レシピ本を閉じ、メシを炊こう *あれもこれもが料理を苦行にする
●「坂の上の雲」の衝撃 ●で、うまく炊けた時に何が起きるか ●おかず? 作れますけど作りたくないのだ ●海苔、大根おろし、梅干しさえあれば ●自分で食べる米は自分で炊く ●炊飯器がなくても炊けるんです ●失敗する自由を取り戻せ ●「小さな幸せ」という無限の可能性があれば
第3章 女は黙って味噌を湯で溶かす *ダシという呪縛からの脱出
●あとは味噌汁さえあれば ●究極の「1分味噌汁」 ●出汁は誰でも持っている ●最強! 干しえのき ●そのほか何でも干してみよう ●何もなければワカメと麩、そして鰹節 ●ご馳走味噌汁ならば堂々のメーンディッシュ
第4章 あとは旬の野菜さえあれば *安く食べずにいられない
●食費なんて微々たるもの ●初めて「旬」ってものの凄さを知る ●200円献立こそ幸福への近道である
コラム「激安御三家」大公開 コラム タダで食べる
第5章 ローフード? 漬物ですがそれが何か? *ぬか床は最高のお雇い料理人
●糠味噌臭い女 ●超美人じゃないが腸美人である ●ぬか床というお抱え料理人 ●冷蔵庫でぬか床を飼うという矛盾 ●ぬか床は懐が深いのだ ●残り野菜が悩みの種から魔法の種に ●ぬか漬けメモ ●そのまま食べるだけじゃありません ●美味しいぬか漬けをものにする最大のコツ
第6章 調味料地獄から脱出せよ *台所の混乱はクロゼットの混乱と同じ
●「塩、醤油、味噌」さえあれば ●「A印」の憂鬱 ●だからレシピ本がないと料理が作れなかったんだ ●そして「塩味グループ」が残った ●味付けは「味見」で ●「自家製ポン酢」で贅沢に手抜き ●砂糖はなくても生きていける ●油で贅沢 ●最後はお助け3兄弟におすがりする
第7章 調理道具は揃えるな *「可能性」を封じ込める
●「料理好き」は「調理道具好き」 ●鍋一個、包丁一本さえあれば ●作れないものは作らないという自由 ●可能性を封じ込める ●ラップもタッパーも必要ない ●私の愛用の道具たち
第8章 最高の食卓は10分もあればできる *家事論争でもめるという愚
●で、いったい誰が作るのか ●男も黙って味噌を溶かせ ●料理は取りに行け! ●私の10分クッキング ●自立って「食っていく」こと
◎エピローグ 自由を取り戻すために
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