〈ポストヒューマン〉の文学 埴谷雄高・花田清輝・安部公房、そして澁澤龍?

〈ポストヒューマン〉の文学 埴谷雄高・花田清輝・安部公房、そして澁澤龍?

著: 藤井貴志
出版社: 国書刊行会

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税込価格: ¥4,400

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作品情報

発行日: 2023年02月22日
ISBN: 9784336074553

508ページ

出版社からの紹介

人間の “後” には何が来るのか?――
〈人間中心主義〉の超克を画策する埴谷雄高、花田清輝、安部公房、澁澤龍?の文学を共振させ、来たるべき〈ポストヒューマン〉のヴィジョンへと架橋する画期的論考。

【目 次】
序 章 《ポストヒューマン》のY字路

 T 〈存在の革命〉― 埴谷雄高から安部公房へ―
第1章 埴谷雄高「虚空」と花田清輝
第2章 〈魂〉のフロッタージュと〈物〉のコラージュ
第3章 シュペルヴィエルの影

 U 〈オブジェ〉の思想― 安部公房と花田清輝―
第4章 安部公房『壁』の中の〈ダリ〉
第5章 〈オブジェ〉達の革命
第6章 〈人形〉のレジスタンス

 V 『死霊』と〈反出生主義〉― 埴谷雄高から澁澤龍?へ―
第7章 〈子供〉を生むこと
第8章 〈私小説〉としての『死霊』
第9章 〈単性生殖〉のユートピア

 W 《ポストヒューマン》の地平― 澁澤龍?と〈人形愛〉―
第10章 〈生きた人形〉あるいは〈犬〉のような少女
第11章 〈独身者の機械〉と〈異形の身体〉表象
第12章 ハンス・ベルメールの反時代的身体
第13章 〈マネキン人形〉の詩学

終 章 〈人新世〉の埴谷雄高

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