
おんぷちゃんと楽器、そして動物たちとのかけあいがとっても楽しい「おんぷちゃん」シリーズ。今までさまざまなオノマトペが登場してきましたが、第4弾にはついに……。
「ピッ ピッ ピッ」
おんぷちゃんが先頭に立って笛をふき、仲間たちと一緒に公園に向かう途中で大きな音が聞こえてきます。
「カン カン カン カン カン カン カン カン」
そう、ふみきりの警報機の音。スズメは飛び立ち、電車が通りすぎていきます。ばいばいをして見送ったあと、みんなは公園で遊びます。するとまた大きな音がして!?
画面の中にあふれているのは、小さな可愛い音、遠くから近づいてくる音、大きく鳴り響く音、みんなの嬉しい声まで、たくさんのさまざまな音。それらを順番に声に出して読んでみれば、踏切や電車の音だって、まるでオーケストラの奏でる曲みたい。もちろん一番の盛りあがりはあの場面! おんぷちゃんと一緒にいたら、きっと退屈なんてしないはずですね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

いろいろな音が楽しい おんぷちゃんシリーズ第4弾
おんぷちゃんと仲間たちが公園で遊んでいると、踏切の警報機が鳴ってスズメが飛び立ち、電車がやってきました。
画面から感じる遠い音や近い音、大きい音や小さい音。 声に出せばいっそう楽しい、たくさんのオノマトペに触れながら読む絵本です。

電車に「バイバーイ」
「ももんちゃん」シリーズや「ポッポーきかんしゃ」シリーズなど、素朴な姿をあたたかいタッチで描くとよたかずひこさんの作品が大好きです。
最近の私がハマっているのが、こちらのおんぷちゃんシリーズ。オノマトペで音も楽しめる作品で、声に出して読みたくなります。
今回は電車や踏切の音にあふれた作品。おんぷちゃんと仲間たちみんなが一列になって電車に「ばいばーい」とする様子が、とってもかわいかったです。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子20歳、女の子18歳、男の子15歳)
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