
「えんやら どっこい。えんやら どっこい……。」
砂嵐のむこうから、きみょうなかけ声が聞こえてきます。空を見上げると、そこにはあやしい「ひこうせん」が! あれは、たぶん……。
「やっぱり そうだ。ペンギンたんけんたい!」
先頭に乗っているのが「たいちょう」で、その後ろにいるのが「ふくたいちょう」。そのまた後ろが「ふくふくたいちょう」。4番目から10番目までは普通の「たいいん」です。
今回「ぺんぎんたんけんたい」がやってきたのは、「さばくのくに」。 はたしてどこへ行くのか、目的は何なのか。 途中で出会うサソリや、フェネックや、ラクダも気になって、「たんけんたい」についていきます。
たどり着いたのは、何千年も動かない「あのかいぶつ」が眠る場所。 ところが、「ペンギンたんけんたい」が奇跡を起こして……!?
累計30万部超の幼年童話シリーズが、絵本になってさらにパワーアップ! こちらはその第4弾です。 あやしい「ひこうせん」に乗って突然やってくる「ペンギンたんけんたい」。彼らが毎回どこへ行くのか、目的は何なのか。お話の中の動物たちだけでなく、読んでいる私たちも気になってしまうことでしょう。 ほどよくゆるい空気感は、大人も肩の力が抜けるようで、なんだかクセになってしまいそう。そして、リズミカルな「えんやら どっこい」のかけ声は、読み聞かせを楽しく盛り上げてくれることでしょう。
さあ、親子で一緒に、「ペンギンたんけんたい」の探検についていってみませんか。
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)

大人気「ペンギンたんけんたい」シリーズ、4作目!
えんやら どっこい。 えんやら どっこい。
すなあらしの むこうから きみょうな かけごえが きこえるぞ。 あやしい ひこうせん。 あれは、たぶん……。
やっぱり そうだ。 ペンギンたんけんたい!
つぎつぎと出会うさばくのいきものたちが口ぐちに言う、「あのかいぶつ」のこと。 はてさて、どうするペンギンたんけんたい!?
*読み聞かせ3歳から、ひとり読み5歳から

砂漠の怪物って何?
なんともとぼけたお話です。
ナンセンス・コントのようですが、妙にくすぐられる絵本です。
ペンギン探検隊のユニークさも格別ですが、途中参加の道連れたちも無意味に面白いです。
そしてまさかの展開とエンドロール、斉藤洋さんと高畠純さんのコラボの脱力感は、意外性を超えました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
|