在庫あり
税込価格: ¥2,090
発行日: 2024年06月07日 ISBN: 9784022519900
480ページ
大きな物語がなくなったあとの複雑な時代に、新しい出会いや発見、悲しみや葛藤を経験しながら成長する子どもたち、うつろいゆく大切なものもの。それでもなお世代を超えて受け継がれる、かけがえのない日々を描く新たな成長小説(ジュブナイル)いまほど世の中の仕組みが複雑ではなかった一九七〇年代。『七夜物語』という不思議な本の世界を冒険した子どもたちがいた。鳴海さよと仄田鷹彦。七つの夜をめぐる冒険は、二人にとって大切な経験となるが、さよも仄田くんも「夜の世界」の出来事を決して思い出すことはなかった。あれからおよそ三十年――。さよの息子「絵」と仄田くんの娘「りら」は、両親と同じ小学校でクラスメートになっていた。二人もまた『七夜物語』の世界へと導かれるのか? 二〇一〇年の現代を舞台に、十歳から十一歳へと成長する二人の変化の兆しと、子どもたちを取りまく世界を鮮やかに捉えながら、ささやかな人の営みと、そのきらめきを届ける物語は、二〇一一年の「あの日」へと向かっていく。著者の長編ファンタジー『七夜物語』から十二年、次世代を生きる子どもたちの物語
王将の前で待つてて / 機嫌のいい犬 / 七夜物語 下 / 七夜物語 中 / 七夜物語 上 / 精選女性随筆集 石井桃子 高峰秀子
下記よりお問い合わせください。
お問い合わせ
よくあるご質問一覧
詳細検索
当サイトのすべての画像、文章、その他のコンテンツについて、許可なく転載を禁じます。絵本の画像は出版社の許可を得て掲載しており、転載をすることはできません。 (C)Ehon navi Corporation