船乗りサッカレーの怖い話

船乗りサッカレーの怖い話

  • 児童書
作: クリス・プリーストリー
訳: 三辺 律子
出版社: 理論社

在庫あり

税込価格: ¥1,760

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2009年
ISBN: 9784652079591

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
四六判 354ページ

この作品が含まれるテーマ

この作品が含まれるシリーズ

出版社からの紹介

嵐の夜。父の帰りを待つ兄妹の前に現れた船乗りが語った奇妙な物語とは? 怖いけれど読むほどに魅力にはまる極上の連作短編集。

ベストレビュー

いわくありげな船宿での「怖い話」

前作「モンタギューおじさんの怖い話」に続く短編ホラーです。
語り手は嵐の夜、雨宿り(?)にやってきた船乗りのヨナ・サッカレー。聞き手は断崖絶壁に居を構える船宿の子どもたち「イーサン(兄)とキャシー(妹)」。
怖い話が大好きなキャシーにせがまれる形で、サッカレーは子どもたちに船で聞いた怖くも不思議な話を語っていくのですが、
導入から「何かある」と思わせる船宿の雰囲気、
いわくありげな過去を持つ語り手のサッカレーのミステリアスな人物像など、ホラーやミステリが好きな子どもたちにはたまらない魅力たっぷりです。

プロローグの「嵐」、エピローグの「トリカブト」以外に9つの話が載っています。
うち「イレズミ」という話は船が東の端の国「日本」へ来た時の怖い話です。
どれも船乗りならではのホラーで、1つ1つは短い話なので、とても読みやすいです。
中でも一番ぞっとして鳥肌が立ったのは、最終話「トリカブト」でした。
「そうか、こうきたかー!」という感じで、作者の思惑にまんまと丸め込まれどっぷり物語世界を楽しめました。
内容的には小学校の高学年くらいから十分楽しめます。


(てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子17歳)

クリス・プリーストリーさんのその他の作品

トム・マーロウの奇妙な事件簿(全3巻) / ホートン・ミア館の怖い話 / トム・マーロウの奇妙な事件簿(3) 呪いの訪問者 / トム・マーロウの奇妙な事件簿(2) 悪夢の目撃者 / トム・マーロウの奇妙な事件簿(1) 死神の追跡者 / トンネルに消えた女の怖い話

三辺 律子さんのその他の作品

夢の彼方への旅 / ゾウがやってきた / ララのまほうのことば / ツリーホーンのねがいごと / ツリーホーンのたからもの / ツリーホーン、どんどん小さくなる


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご