おふろやさん

おふろやさん

  • 絵本
作: 西村 繁男
出版社: 福音館書店

税込価格: ¥1,100

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 1983年11月
ISBN: 9784834009620

出版社のおすすめ年齢:4歳〜

この作品が含まれるテーマ

おはなし

「これから、あっちゃんは、おとうさんと おかあさんと
あかちゃんといっしょに おふろやさんにでかけます。」
はじめのこの一文を最後に、あとは文字がでてきません。
おふろやさんを細かく描いた絵が、ある日のおふろやさんの様子を伝えてくれます。
下駄箱にくつをしまい、脱衣所へ。
お年寄り、子ども、太った人、やせた人、おふろやさんにはいろんな人たちがいます。
湯船で騒いでおじいさんに叱られる子どもたち。
男湯と、女湯。
おふろやさんに集う人たちそれぞれの生活、それぞれの一日を感じ取ることができます。

おふろやさん

出版社からの紹介

銭湯を知らない人でもこの絵本を見たら、必ず行ってみたくなること請け合います。行けばそこは別天地。大人は肩まで湯につかり、子どもはたっぷり遊べます。まずは絵本をご覧ください。

この人もおすすめしています

【安藤パパ】
銭湯が好きだ。むかし、一人暮らしの貧乏アパートには風呂がなく毎晩、近所の銭湯に通っていた。そこはコミュニティ。身分も年収も問われず、ただ汗と疲れを流しながら隣人と他愛ない会話を交わすだけの平和な世界。そして悩み多きダメな自分と裸で向き合える場所だった。
本書はある秋の日、小さな子どもがいる家族が町の銭湯に出掛け帰るまでを、セリフなしのサイレントで淡々と描いた作品。舞台は70年代の東京だろうか。壁に描かれた富士山の絵、その下のレトロな広告、湯船で真っ黒に日焼けした悪童たちが潜水してるのを叱るご隠居の姿に、思わずノスタルジーを覚える。また現代とは違い、湯屋に集まる人数が大勢で、その人たちが皆、精一杯に「今日」を生きてきた充実した顔をしているのが、とても印象的だ。
あれから10年。結婚して子どもが出来た僕は、最近また銭湯に行くようになった。
「ママー、出るよー!」。ほんわり桃色に染まった娘が女湯にいる妻に声をかけると、湯気の向うから返事が帰ってくる。「分かった〜。ちゃんと温まったのぉ?」。やっぱり僕は、銭湯が好きだ。

 ★関連絵本
『はだかんぼうがふたり〜おとなっていいなあこどもっていいなあ』(サンリード刊)

ベストレビュー

読まない絵本

図書館で借りてきましたが
読むところが一ページしかないので娘達はがっかりでした。
しかし我々夫婦は興味深々。
各々手を止め無言でじーっと眺めました。

正直このお風呂の光景とはジェネレーションが違います。
懐かしい場面集とかで見かける「時間ですよー」
のような感じと言えば伝わるでしょうか。

でも細部にストーリーがあって楽しめる絵本です。
おじいちゃんおばあちゃんが見ると
懐かしいんじゃないでしょうか。
(事務員さん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳)

西村 繁男さんのその他の作品

紙芝居 うらしまたろう / 宮沢賢治の絵本 茨海小学校 / 絵本のことば 詩のことば / たたたん たたたん / とろ とっと  / 10才のとき


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご