きょうはせつぶんふくはだれ?
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きょうはせつぶんふくはだれ?

  • 絵本
作: 正岡 慧子
絵: 古内 ヨシ
出版社: 世界文化社

在庫あり

税込価格: ¥1,100

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作品情報

発行日: 2011年12月30日
ISBN: 9784418118205

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜
A4変型判 26.5×22.8cm
24ページ

この作品が含まれるテーマ

みどころ

おひさまが沈む夕暮れどき、一人の鬼の子が山を下りてきました。
ひとっこひとりいない村、その中の一番大きな家に近づくと何やら大きな声が。
「おには、そとーっ!おには、そとーっ!」
ぱらぱら飛んできた豆に「いてて!おいらのこと、どうしてわかったんだろう」。
そりゃそうですよ、だって今日は節分。こんな日にやってくるなんて、この鬼の子、なんてタイミング悪いんだろう。
慌てて逃げ込んだ縁の下、何やら真っ黒なやつがじっとうずくまってこちらを見ています。
「なにをしてるんだ?」鬼の子が勇気を出して聞いてみると・・・
「おまえはおにだな。おれは、ふくだ」

災いと呼ばれて追い出される鬼。幸せを呼び込みたいと招かれる福。
でも・・・ちょっと待ってくださいね。
この鬼の子のように、好奇心旺盛で、気が優しくて、人懐っこい鬼だっているんじゃない?
全身真っ黒で、何やら人目ばかりを気にしていて、重そうな袋を背中にしょって家から出てくるのが・・・福?
なんだか・・・変?
伝統行事といえば決められたことを決められた通りにやる場面が多いものだけど、でもたまには、こんな風変わりな鬼と福がいてもいいよね!

ちょっぴりスリリングな展開、ひと騒動の中で芽生える牛、ねずみとの友情。
こんなかわいい鬼の子なら、また来年も、いえすぐにでも会いたくなっちゃいます。
だから今度の節分では、こう叫んでみようかな。
「ふくはうちーっ!おにもうちーっ!」。

(竹原雅子  絵本ナビ編集部)

出版社からの紹介

節分の日の前やあとに読みたい! 「きつねのたなばたさま」で人気の正岡慧子先生のおはなしです

節分の夜に起こった小さな事件。謎ときに活躍する大きな牛。スリリングな展開の、ひと味ちがったお話絵本。

【担当編集者からオススメの一言】

「おにはそと、ふくはうち」という節分のおなじみの掛け声。
季節の変わり目の健康祈願や厄除けの行事ですが、
「ふくはうち」といったときに、
誰も入ってくる気配がない不思議……。
そんな発想からうまれたお話です。

山からやってきた鬼の子と、牛やねずみとの出会い。
にせものの「ふく」をやっつけて仲間たちの絆が深まります。
節分の前後に読みたいお話です。

きょうはせつぶんふくはだれ?

ベストレビュー

泥棒だ〜!!

このお話は人間の世界の節分を覗きに来たオニの話でした。縁側の下に隠れていた鬼の子は意外な人と出会うのです。それは泥棒!泥棒は自分の事を福はうちの福だと言っていたのですが、うちの子は「お前は泥棒だろ〜!」って言って大爆笑でした。
(イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子5歳)

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