
いまから5300万年も前のお話です。これまで地上を支配していた恐竜がほろび、ほにゅう類の時代がやってきました。 ザトウクジラの体重はパキケタスの1000倍以上。大型犬ほどの古生物が海をめざし、体の形を変えていったその悠久の進化が一冊の絵本になりました。
クジラの祖先だけでなく、 今の犬や猫、サイやバク、類人猿の祖先たちも少し出てきます。 [登場する古生物] ミアキス 食肉類(イヌ、ネコ、クマ、イタチなど)の祖先、メソニクス 偶蹄類(ウシ、シカ、カバなど)の近縁種、エオデンドロガレ ツパイ*の祖先、アントラコブネ 奇蹄類(サイやバクの仲間)の祖先、トロゴサス 約4000万年前絶滅した動物群の一種、ソリコレステス トガリネズミの祖先、イカロニクテリス 翼手類(コウモリ)の祖先、テイヤールディナ 類人猿の祖先、プロパレオテリウム 原始的な奇蹄類 ウマの系統と共通の祖先を持つ、ディアコデキシス 偶蹄類の祖先 【巻末にクジラとクジラの祖先たちの大きさ比べ付き】

壮大で神秘的
哺乳類のパキケタスという生物から、クジラになっていくまでの進化がえがかれています。迫力のある絵とわかりやすい文章に一気にひきこまれました。5300万年という時間の流れが壮大で、その不思議な進化は、なんて神秘的なんだろうと、わくわくしながら読みました。好奇心が刺激される、とても興味深い本でした。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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