
世界中から集めた楽しい民話や悲しい話、ちょっぴり悲しくなったり、おもしろくてゲラゲラ笑ってしまう、子どもが自分で読める本。
<もくじ> 人間にかわれるようになったけもの(フィンランド北部の民話) アナンシと五(ジャマイカの民話) 王子さまの耳は、ろばの耳(ポルトガルの民話) けものたちの、ないしょ話(アフガニスタンの民話) うさぎのつの(ザンビア、ジンバブエの民話) うしかいとさいばんかん(ヘルツェゴビナの民話) ひな鳥とねこ(ミャンマーの民話) あわれな悪魔(スウェーデンの民話) 力持ちのノミ(ルーマニアの民話) ねことひょう(中国のジンポー族の民話) ひょうの子とかもしかの子(エチオピアの民話) 金のつののトナカイ(北欧最北端の地方・ラップランドの民話) わたの花と妖精(アメリカ黒人の民話) くもとりす(ガーナの民話) チワンの錦(中国のチワン族の民話) 子ぎつねのライオンたいじ(スーダンの民話) お百姓とえんまさま(中国の漢民族の民話) 二ひきのよくばり子ぐま(ハンガリーの民話) 魔法のビール(デンマークの民話) ふしぎな玉(朝鮮半島の民話) マルーシカと十二の月(スロバキアの民話)

1話約5分間の幸せな時間
昔ばなしって本当に面白い!
作者や作られた時代こそ不明なものが多いですが、語り継がれるだけあって、不思議で、面白くって、つい聞き入ってしまいます。
特にこの本は、世界の民話だけに、フィンランド、ジャマイカ、ポルトガル、ヘルツェゴビナにスウェーデン、その他にもたくさんの国の民話が掲載されていて、その内容もバラエティに富んでいます。
一見地味な印象ですが、世界中の知恵や教訓、そして子どもたちへの語り聞かせの幸せな時間がいっぱい詰まっていると感じました。
人種も時代も超える昔ばなしは、本当に魅力がいっぱいです!
1話につき5〜10ページ。それが21話。
1話約5分間の幸せな時間。
ほぼ文字のみですが、目をつぶって聞くことができるので、我が家では、お休み前の読み聞かせに活用中です! (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子8歳)
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