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		「みなさーん、あしたは、おひさまようちえんは おやすみです」「えー、どうして?」「なんで?」
 「なんでだと おもう?」
 明日が、おひさまようちえんの創立記念日だと知った動物の子どもたち。
 年に一度の“ようちえんのお誕生日”にどんなプレゼントをあげようか悩んだ末……。
 どんなものにも誕生日があり、それに感謝することの大切さを伝えます。
 何をしてあげたら幼稚園が喜ぶか、真剣に考える子どもたちの優しい気持ちに、
 おもわず微笑んでしまいます。
 
 <ここがポイント>
 相手を思うやさしさ
 感謝の気持ちが伝わる絵本
 誕生日の素晴らしさを伝える絵本
 
 <編集者から>
 いよいよ、シリーズ最終巻。
 読者に語りかけているような、動物たちの笑顔満開の表紙は、見ているだけで幸福感で
 包んでくれます。
 お誕生日って、自分のときはもちろんですが、友だちや家族の誕生日をお祝いするのも、
 とっても幸せな気持ちになりますよね。
 この作品では、ふだんなかなか目を向けないものにもお誕生日があるんだよ、という
 素晴らしいメッセージを伝えています。
 相手を思い、何をしてあげたら喜んでくれるか真剣に考える――。
 その気持ちが、なにものにも代えがたい、大切なことなんですよね。
 動物の子どもたちは、何をプレゼントすることにしたのでしょうか?
 ぜひ、楽しみに読んでみてくださいね!
 
 
 
		 素敵な1冊すごく素敵な1冊だと思いました。誰かを祝うためのおめでとう、ではなくて他の物を祝うおめでとう。確かに子供たちにとっては初めての感覚かもしれませんね。でもこういったことを思い浮かべいろいろなものに対して想いを寄せ考えて何をしてあげたらいいか。子供たちに絵本を通してイメージできて、自分自身でこれから先考えられるようになる、素敵な1冊だと思います。(ピンクちゃんさん 40代・ママ 女の子13歳、男の子6歳)
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