日本の昔話です。
川の流れが速すぎて、橋をかけられず困っているひとりの大工。
すると川の中から鬼が現れて、助けてやろうと言ってきます。ところが、鬼はそのかわり、大工の目玉が欲しいというのです…。
村人からの期待と、大切な目玉の間で、大工は大ピンチ！ この危機を切り抜ける鍵は、鬼の「名前」にあるようで…。
はらはらどきどきのストーリーを、みやざきこゆるさんのイラストで臨場感たっぷりに描きます。