
ぱんだのかあさん、「おいで おいで おひざで だっこ」とぼうやを呼びます。 おひざでだっこのぼうやとかあさん、いっしょに絵本をめくります。 「ふんわり ぬくぬく いいきもち」
たぬきのとうさん、「おいで おいで おひざに とんと」とぼうやを呼びます。 おひざにとんとのぼうやととうさん、いっしょにおなかをたたきます。 「ぽんぽこ ぽこぽこ ぽんぽこ ぽん」 そして、ねこのかあさん、ぞうのかあさんも・・・。
内田太郎さんのやさしくてリズミカルな言葉と、長谷川義史さんが水彩で描く動物たちから、じんわり あたたかみがつたわってくるあかちゃん絵本です。 いろんな動物の親子が、とうさんかあさんのおひざの上でゆったりとふれあう絵がかわいらしい。 きっとあかちゃんも大好きな本になることまちがいなし、ですよ。 もちろん、読むときは、ぜひお子さんを「おひざで だっこ」しながら読んであげてくださいね!
「おいで おいで」って呼ばれて(呼んで)、よいしょっとだっこされる(する)。 それはさりげないけれど、ふりかえればそこにしかない、親子の信頼関係にあふれたしあわせな時間。 子どもが小さいときだからこその素敵なスキンシップを、内田太郎さん&長谷川義史さんコンビのあじ わいあふれる絵本『おひざでだっこ』で楽しんでくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)

パンダのお母さんが、「おいで おいで おひざで だっこ」。お母さんのひざにやさしくだかれて、子パンダは、一緒に絵本をめくります。こんどはタヌキの父さんが子ダヌキをよんで…。おひざの上で、ゆったりとふれあう動物の親子が次々に登場します。おひざにのったら、心もぽかぽか。あかちゃんも、おとうさん、おかあさんにもうれしい絵本です。

ほのぼの
読み終えたあとに、なんだかほのぼのする絵本でした。
内田麟太郎さんの文章も、オノマトペが入っていて、リズミカルな読み聞かせができますし、長谷川義史さんの挿絵を見ると、とても心が和やかな心地がしました。
パンダ大好きの息子は表紙の絵と、長谷川義史さんのお名前を見つけて、こちらの絵本を抱きしめていました笑。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子5歳)
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