このほしのこども


「どうして戦争がおきるの?」「平和ってなに?」お子さんにそう聞かれた時、言葉に詰まってしまうことはありませんか? この特集で紹介する絵本は、そんな難しい問いかけの入り口となるかもしれません。絵本を読みながら、お子さんの素直な疑問に耳を傾け、一緒に考える時間を持ってみませんか。
※こちらで紹介する絵本の対象年齢は、4歳〜を想定しております。
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へいわってどんなこと? きっとね、へいわってこんなこと。いろいろな事から平和を考えます。親子で読みながら、会話をしながら、平和について考えるきっかけに。
くらべてみると、みえてくる。「へいわのボク」と「せんそうのボク」では、なにが変わるのだろう。同じ人や物や場所を見開きごとにくらべると、平和と戦争のちがいがみえてくる。
同じ種同士でも、たとえ種が違っても、にんげん以外の地球上の生きものはだれもせんそうしません。その中で、なぜにんげんだけが、にんげんの大人だけが、せんそうをやめられないのでしょうか。
ぼくがラーメンたべてるとき、地球の裏側ではなにがおこってる? ぼくがおやつを食べてるとき、世界の子はなにしてる? 絵本作家の長谷川義史さんが世界の子たちへ平和への願いをこめて書いた一冊。
はっと気がつきました。戦争を語りつぐということは説明することではないのだと。ともすれば私たちは説明し、教えようとしているのではないでしょうか。実感の重みこそ求められているのに。(作者松谷みよ子さんのことばより)
北海の孤島できつねの親子が平和にくらしていました。しかし、戦争の余波は、その島にまでおよんで……。きつねの親子の愛や、野生の厳しさ、人間に翻弄されるきつねたちの悲哀を描き、1972年から50年以上も読み継がれる名作です。
『かば』電車は、東海道線の特急列車としてたくさんの乗客を運んでいました。しかし、1937年に日本は戦争に突入。やがて兵隊や兵器を運ぶようになり…。その後『かば』電車に何が起こったのでしょう。
赤いお城の王様と青いお城の王さまがとてもささいなことでけんかをし、戦争が始まります。戦争によって一番苦しめられるのはだれか、戦争の愚かさを、わかりやすく子どもたちに伝え、世界についても考えさせてくれる絵本。
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