夜明けと名付けられた図書館
シリアでの戦火の中、若者たちの手で作られた図書館の実話を基にした作品。
ヌールという少女が主人公。
冒頭の彼女の普通の暮らしが平和で穏やかなだけに、
戦争により変貌ぶりが痛々しいです。
読書好きだったからこその、本をキーワードとした活動。
その行動力にもびっくりです。
もちろん、大人も巻き込んで。
平和への希望を込めて、夜明けと名付けられた図書館。
本の可能性を見ました。
投稿日:2026/03/22

2025年、私たちは戦後80年という節目の年を迎えます。80年前、日本は大きな戦争を経験し、多くの人々が悲しみや苦しみを味わいました。その記憶は、決して忘れてはならないものです。そして今この瞬間にも、世界では国同士が始めた戦争によって、心身に傷を負っている大人や子どもたちがたくさんいます。
絵本ナビでは、これまでの歴史から、今起こっていることまで、一人一人がしっかり自分の頭で考えていくための入り口となる本の大きな力を信じて、特集ページを作りました。
今年、親子で話し合い考えるきっかけに、また、さまざまな場所で、戦争と平和の本について取り上げるときの参考にしていただければと願っています。
「どうして戦争がおきるの?」「平和ってなに?」子どもたちからそんな問いかけがあった時に親子で開いてみてほしい戦争と平和の絵本。対象年齢は4歳〜を想定しています。
小学1年生から3年生の子どもたちには、今から80年前、何が起きたのか、戦争はどうして起こるのかを優しく分かりやすい言葉と絵で応えてくれる絵本や読み物を。同じくらいの年齢の子どもたちが主人公のお話には、より心に残るものがあるでしょう。
学校で「戦争」の歴史を学ぶ年齢の小学4年生から6年生の子どもたちには、教科書だけでは伝えきれない、深く心に響く絵本と読み物を。なぜ戦争が起きるのか、平和のために何ができるのか、さまざまな視点から考えを深めることを助けます。
日本が経験した戦争、世界各地の紛争、そしてこれまでの歴史…。学校で「戦争」について深く学んでいる中高生の皆さんへは、歴史的事実のさらに奥にあるもの、教科書だけでは知りえない真実、そして戦時下を生きた人々の複雑な思いをしっかりと受け取れる、読み応えのある読み物を。
戦争と平和を描いた本の中から、大人も読みたい絵本や児童書、子どもに本を手渡すときに参考になるガイドブック、作家が綴った体験記などを集めました。
平和な世界を願い、戦争の悲惨さを子どもたちに伝え続けるために、この機会にぜひ手に取ってみてください。
日本が体験した戦争に焦点を当てた絵本をご紹介します。当時の日本の暮らし、戦争によって変化した日常、そして戦争に翻弄されながらも懸命に生きた人々の姿が、絵本の言葉と絵によって臨場感を持って描かれています。戦争の記憶と平和への願いを語り継ぐために、ぜひこれらの作品を手に取ってみてください。
第一次大戦・第二次大戦をはじめ、世界で起きた戦争を描いた絵本をご紹介します。戦時下の暮らし、人々の日常、戦争に翻弄された子どもたちの姿――絵本は、遠い過去の出来事を、子どもたちにも理解できる言葉と絵で優しく語りかけてくれます。当時の様子をしっかりと伝える絵本を通して、戦争の悲惨さや不条理さを知り、平和を築くことの尊さを学ぶために、ぜひたくさんの絵本を手に取ってみてください。
今、世界では悲しい出来事が続いています。その中でも、2022年から続くウクライナでの戦争や、ガザ地区の子どもたちが置かれている状況は、私たちの胸を締め付けます。
世界で起こっていること、そこで暮らす人々の思いを伝える絵本や読み物をご紹介します。日常を奪われた子どもたち、故郷を離れて避難する家族。苦しむ子どもたちに心を寄せ、私たちができることを考える一歩となることを願います。
平和の大切さを訴える絵本がさまざまな表現で生み出されています。さまざま複雑な状況の中で、絵本は、想像を助け、ひとりひとりの心に平和について考えるきっかけを与えてくれます。心に引っ掛かったものから手にとってみませんか。
今年は、絵本・児童書出版社さんから平和を願う作品が多数出版されています。
その中から、特に手に取っていただきたい、本を囲んで考えていただきたい作品を集めました。
平和と戦争をテーマにした絵本の中で、今、絵本ナビで多く見られている作品、手に取られている作品のランキングです。
夜明けと名付けられた図書館
シリアでの戦火の中、若者たちの手で作られた図書館の実話を基にした作品。
ヌールという少女が主人公。
冒頭の彼女の普通の暮らしが平和で穏やかなだけに、
戦争により変貌ぶりが痛々しいです。
読書好きだったからこその、本をキーワードとした活動。
その行動力にもびっくりです。
もちろん、大人も巻き込んで。
平和への希望を込めて、夜明けと名付けられた図書館。
本の可能性を見ました。
投稿日:2026/03/22
地上戦を身近に…
「沖縄戦にまきこまれた」
「まきこまれた」という簡単な表現ではとても足りない、どんな言葉を尽くしても表しきれない、沖縄戦を生き抜いた少年の物語でした。我が家の子どもは、せいとくが母親を失う場面で自分の身と重ね、ものすごく恐いと感じたそうです。
沖縄戦で亡くなった方はもちろん、生き抜かれた方にも、手を合わせずにはいられないお話でした。
投稿日:2026/03/17
ますますプーさんが好きになる!
あの有名なプーさんの背景にこのような物語があったことに驚きました。我が家の子どもたちは、そもそも「プーさんとはディズニーがつくったキャラクターだ」と思っていたようなので…その誤った認識も正されて良かったです。これからプーさんを見る目が今まで以上に優しく、そしてよりプーさんが愛おしくなるお話でした。
投稿日:2026/03/17
心の傷
神戸の沖縄料理店を営む家族と、そこに集う人たちの人間模様の奥にある悲しみにたどり着いたとき、忘れ去られた沖縄の裏側に動揺を隠せませんでした。
観光地であり、米軍基地の島でもある沖縄の人たちは、どのような思いで戦争を生き抜いたのでしょう。
日本と沖縄は別の世界であったことを無視してはいけないと感じました。
日本兵に強要されて集団自決させられた沖縄の人たちにとって、日本兵は味方ではなくて鬼でしかなかったでしょう。
昨年は戦後80年ということで、様々に戦争記憶が掘り起こされましたが、その中で心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しみ続けた人たちが戦争を背負い続けてきたことも知りました。
まさにふうちゃんのお父さんが払拭しきれなかった心の傷でした。
また、物語の中に登場する人たちは、神戸の人たちからは「沖縄者」と揶揄されながら、戦中戦後の苦しみと向き合ってきたことを知るにつれ、なかったことにはできない傷を抱えて、懸命に生きようとしている姿が浮かび上がってきました。
ある意味児童向けの明るい物語に見えて、伝えたいことの大きさを秘めた大作でした。
投稿日:2026/03/10
おじいちゃんの戦争体験
独特な世界を描き続ける長田真作さんとしては異質な大作絵本です。
それだけ、真剣に戦争と向き合おうとした思いが込められている作品です。
死を前に、忘却を前に、長田さんのお祖父さんが語った戦争体験は生々しいものでした。
呉での戦争体験は、何重にも戦争と向き合うことになったかと思います。
私は小学1年生を呉で過ごしました。
呉は以前は海軍の町であり、広島市の直ぐ側にありました。
長田さんのお祖父さんは、そこで空襲の経験し、海上で繰り広げられた軍艦への攻撃を見て、広島原爆とも向き合うことになったのです。
昼間と夜間を切り分けて描かれた絵で、目にした光景と、夜間の苦しみが90ページを超える作品の中に凝縮されています。
空襲を受けて避難した防空壕の中は、ひしめき合う人が助かろうという思いで、修羅場となってしまったことが痛いほどに伝わってきました。
極限の空間ではきれいごとは語れないのです。
海上での戦闘には、身近でこのようなことが行われたことに、戦争に対する諦めのような無力感を深めたに違いありません。
そして広島原爆体験です。
続けざまに戦争地獄を体験されたお祖父さんが、どのようにして戦後を生きてきたか、心に蓋をしてきたか、想像を超えるものが、この絵本で展開されました。
まさに戦後80年の2025年の夏に出版された絵本です。
過去の記憶として留めたいけれど、今世界は同じ過ちを繰り返そうとしているように思えてなりません。
投稿日:2026/03/08
平和を考える絵本
小さい子と考える、戦争と平和の絵本
戦争と平和の絵本(日本と戦争)
戦争と平和の読み物(日本と戦争)
戦争と平和の絵本(原爆と核を知る・考える)
戦争と平和の読み物(原爆と核を知る・考える)
戦争と平和の絵本(第二次世界大戦から学ぶ)
戦争と平和の読み物(第二次世界大戦から学ぶ)
戦争と平和の絵本・読み物(犠牲になった動物たち)
戦争と平和の絵本(沖縄戦を知る)
戦争と平和の読み物(沖縄戦を知る)
戦争と平和の絵本・読み物(ウクライナを知る)
戦争と平和の絵本・読み物(ガザの子どもたち)
戦争と平和の絵本・読み物(中東とアフガニスタン)
戦争と平和の絵本・読み物(地雷のない世界へ)
戦争と平和の絵本(難民問題を考える)
戦争・平和のとびら(読み物)
【読み聞かせにおすすめ】平和を考える絵本(小さい子向け)
【読み聞かせにおすすめ】平和を考える絵本(低・中学年向け)
【読み聞かせにおすすめ】平和を考える絵本(中・高学年向け)
マンガで考える「平和」と「戦争」
戦争と平和を伝える紙芝居