平和と戦争の絵本

80年以上前、日本は大きな戦争を経験し、多くの人々が悲しみや苦しみを味わいました。その記憶は、決して忘れてはならないものです。そして今この瞬間にも、世界では国同士が始めた戦争によって、心身に傷を負っている大人や子どもたちがたくさんいます。
絵本ナビでは、これまでの歴史から、今起こっていることまで、一人一人がしっかり自分の頭で考えていくための入り口となる本の大きな力を信じて、特集ページを作りました。
今年、親子で話し合い考えるきっかけに、また、さまざまな場所で、戦争と平和の本について取り上げるときの参考にしていただければと願っています。

年齢別

小さい子向け

「どうして戦争がおきるの?」「平和ってなに?」子どもたちからそんな問いかけがあった時に親子で開いてみてほしい戦争と平和の絵本。対象年齢は4歳〜を想定しています。

絵本

低・中学年向け

小学1年生から3年生の子どもたちには、今から80年以上前の世界で、何が起きたのか、戦争はどうして起こるのかを優しく分かりやすい言葉と絵で応えてくれる絵本や読み物を。同じくらいの年齢の子どもたちが主人公のお話には、より心に残るものがあるでしょう。

絵本

読み物

中・高学年向け

学校で「戦争」の歴史を学ぶ年齢の小学4年生から6年生の子どもたちには、教科書だけでは伝えきれない、深く心に響く絵本と読み物を。なぜ戦争が起きるのか、平和のために何ができるのか、さまざまな視点から考えを深めることを助けます。

絵本

読み物

中高生向け

日本が経験した戦争、世界各地の紛争、そしてこれまでの歴史…。学校で「戦争」について深く学んでいる中高生の皆さんへは、歴史的事実のさらに奥にあるもの、教科書だけでは知りえない真実、そして戦時下を生きた人々の複雑な思いをしっかりと受け取れる、読み応えのある読み物を。

読み物

大人向け

戦争と平和を描いた本の中から、大人も読みたい絵本や児童書、子どもに本を手渡すときに参考になるガイドブック、作家が綴った体験記などを集めました。
平和な世界を願い、戦争の悲惨さを子どもたちに伝え続けるために、この機会にぜひ手に取ってみてください。

絵本・読み物・ガイドブック


日本の戦争、世界の戦争

日本が体験した戦争に焦点を当てた絵本をご紹介します。当時の日本の暮らし、戦争によって変化した日常、そして戦争に翻弄されながらも懸命に生きた人々の姿が、絵本の言葉と絵によって臨場感を持って描かれています。戦争の記憶と平和への願いを語り継ぐために、ぜひこれらの作品を手に取ってみてください。

絵本

読み物

広島・長崎

絵本

読み物

沖縄

絵本

読み物

東京大空襲

絵本

読み物

犠牲になった動物たち

絵本と読みもの


第一次大戦・第二次大戦をはじめ、世界で起きた戦争を描いた絵本をご紹介します。戦時下の暮らし、人々の日常、戦争に翻弄された子どもたちの姿――絵本は、遠い過去の出来事を、子どもたちにも理解できる言葉と絵で優しく語りかけてくれます。当時の様子をしっかりと伝える絵本を通して、戦争の悲惨さや不条理さを知り、平和を築くことの尊さを学ぶために、ぜひたくさんの絵本を手に取ってみてください。

第一次大戦

絵本と読み物

第二次大戦

絵本と読み物

ホロコースト

絵本

読み物

中国・韓国

絵本と読み物

第二次世界大戦後の戦争、紛争、内戦

ベトナム

絵本と読み物

アフガニスタン

絵本と読み物

イラク

絵本と読み物


今、起きている戦争

今、世界では悲しい出来事が続いています。その中でも、2022年から続くウクライナでの戦争や、ガザ地区の子どもたちが置かれている状況は、私たちの胸を締め付けます。
世界で起こっていること、そこで暮らす人々の思いを伝える絵本や読み物をご紹介します。日常を奪われた子どもたち、故郷を離れて避難する家族。苦しむ子どもたちに心を寄せ、私たちができることを考える一歩となることを願います。

ウクライナ

絵本と読み物

パレスチナ

絵本と読み物

難民問題を考える

絵本と読み物


平和への願い

平和の大切さを訴える絵本がさまざまな表現で生み出されています。さまざま複雑な状況の中で、絵本は、想像を助け、ひとりひとりの心に平和について考えるきっかけを与えてくれます。心に引っ掛かったものから手にとってみませんか。

絵本


読み聞かせ


新刊&出版社おすすめ

今年は、絵本・児童書出版社さんから平和を願う作品が多数出版されています。
その中から、特に手に取っていただきたい、本を囲んで考えていただきたい作品を集めました。

新刊

話題の本


今、読まれています

平和と戦争をテーマにした絵本の中で、今、絵本ナビで多く見られている作品、手に取られている作品のランキングです。


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レビュー

全年齢読むべき

「ヒトの歴史の中で戦争は1%にも満たない、だから争うことが本能なわけがない」というくだりが最も心に残った。
限られた資源をめぐって争うことは一見すると本能のようですが、そうであればヒトの歴史=争う歴史になるはず。たった1%にも満たない、というのは冷静に現実を見る事ができるいいきっかけになると思う。
白目の役割もなかなか興味深い説明。
また、ヒトの赤ちゃんが泣くのは「母だけでは育てられないので、周りの人に助けてもらうため」とのことですが…現代のワンオペがいかに過酷で不自然な状況かということですね。親1人だけのときに延々と泣かれる辛さよ。。これこそヒトの本能から絞り出されている泣き声なのだから、そりゃしんどいわけだよ、と妙に納得。

投稿日:2026/10/22

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タケノコごはん

Flappe

50代 せんせい 福井県

これからの人たちにも読んでもらいたい

映画監督・大島渚 息子、武さんのあとがきによれば、小学校の宿題で「お父さんかお母さんのこども時代の思い出」を書いてもらったとか。その作文が絵本になった。

当時の人たちにとってごく身近にあった戦争の記憶。戦前の兵士の様子ではなく、毎日が少しずつ削られていく町の人々の物語。こどもたちにとっても大好きな人たちが取られていく理不尽さがヒリヒリと描かれる。

絵の迫力がすごい。タケノコごはんをかきこみながら泣くサカイくんを見て、これからの人たちにも伝わるものがあるだろう。

投稿日:2026/10/17

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そのときぼくは9さいだった

さくらっこママ

40代 ママ 東京都 女の子10歳、男の子8歳

しっかり伝わる「恐さ」

グロテスクなシーンが描かれているわけではない。それなのにたまらなく恐い。言葉だけで子どもにもしっかりと伝わる恐怖。それが戦争であり、原爆であることを実感させられるお話でした。読み終わったあとは、子どもも私もなかなか言葉が出ませんでした。

投稿日:2026/10/13

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シリアの戦場で友だちが死んだ

ヒラP21

70代以上 その他の方 千葉県

戦場ジャーナリストの世界

戦場をテーマにした、児童にはハードな書籍のように思えました。
しかし、戦争というものを正しく認識してもらうためには、こんな本もありかなと思い直しました。
日本は被爆国であり、かつては軍国主義国家でした。
しかし沖縄を除けば、身近で殺し合いが起きるような戦争体験はありません。
同じ国民が対立して殺し合うのが、この本に出てくる戦場です。
しかも対立関係が複雑化して、カオスのような世界です。
常に死と隣り合わせで、著者の友人も呆気なく死んでしまいました。
著者自身も死にかけた戦場を、どうしてくり返し訪れるのでしょう。
それは、戦争というものを伝えたいという使命感ならば、生き方としての美学かも知れません。
ならば、ちゃんと受けとることがあって完結するものでしょう。
年齢に関係なく、著者のメッセージを受け取りたい書籍です。

投稿日:2026/10/12

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ようすけ君の夢

ヒラP21

70代以上 その他の方 千葉県

【再投稿】学生が被爆体験から感じたこと。

原爆ってどんなことだったのでしょう。
実際には戦争を体験していない大学生が、被爆体験者の話を聞いて疑似体験しようとした作品です。
話のモデルとなったようすけくんのモデルは、被爆体験を語った眞柳タケ子さんの長男だそうです。
眞柳さんは被爆の悲惨な中を生き延びたものの、生まれてきた長男を生後5カ月で喪いました。
心臓にあるべき4つの部屋が2つしか無かったと言います。
放射能を被曝したせいではないかと語られます。
その他に被爆体験者から語られたことは衝撃だったに違いありません。
学生たちはゼミの枠組みの中で、いろいろと調査し、検討を重ね、議論したのでしょう。
様々な思いが、少し荒削りな形でまとまっているところに、学生たちの総意を汲み取りました。
素晴しい学習成果です。

投稿日:2026/09/30

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