発想が豊か
発想が良い! 子どもは、大人以上に細かいところまでよく見ている。なのでこの作品の変化にも気づきやすい。色のない世界から始まり、ラストは、主人公の笑顔と共にセンスの良い明るい絵が共感を呼ぶ。
主人公の心の動きが上手く絵で表現されていて、誰か一人が気づくこと、そして気づいた人のちょっとした行動によって、コミュニケーションが他の人たちに広がっていく。言葉は最小限に抑えて、最後は心にポッと暖かい灯火が読み手に灯される作品です。読んだ後、自分も誰かの為になれることはないかなあと小さい人と語れる絵本でした。
投稿日:2025/03/26