テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?
- ためしよみ
昔から語り継がれてきた民話のひとつ、昔話(むかしばなし)。勇ましいお話、笑えるお話、ちょっぴり怖いお話まで内容は様々ですがどれも秀逸なストーリーばかり。話して聞かせてもらって楽しむのもお勧めですが、画家が物語の世界を個性的に表現してくれている絵本版もとても魅力的!子ども達に鮮烈な記憶を残すのではないでしょうか。また、鬼ややまんば、動物達やおじいさん、おばあさんなど、昔話ならではの登場人物にも注目!
「昔、昔、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。」日本昔話といえばお馴染みの「ももたろう」。
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昔、あるところにおじいさんとおばあさんが貧しく暮らしていました。大晦日、おじいさんはお正月のお餅を買おうと町に笠を売りに出かけました。ところがさっぱり売れません。仕方なく家に戻ろうとした途中……。6人の地蔵様が恩返しをするおなじみの昔話です。
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おなじみ『さるかに合戦』の物語。墨絵を想起させるイラストが、日本情緒たっぷりに、このよく知られた昔話を描きます。かにとさるの会話は、方言まじりの温かい響き。むかし、カニが拾った柿のたねをまいて、「はよう芽をだせ、かきのたね」というて育てたら、実が枝いっぱいになった。するとサルがやってきて……。リズミカルな再話とのびやかな絵が楽しい大型の絵本。【4歳〜】
じいさまが持ちかえったつづらの宝物に目がくらみ、欲深いばあさまは、したきりすずめをさがして飛びだしていきますが…。だれもが知っている日本五大昔話の一つです。
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小さな体の男の子が、知恵と勇気で活躍する「いっすんぼうし」の物語は、子どもたちに人気のある昔ばなしです。
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かめを助けた若者は竜宮へ行きます。そしてみやげにもらった玉手箱をあけると……。むかしからみんなに語りつがれてきたお話。
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ネズミの夫婦が大事な娘の婿にと、世界で一番偉いものを探します。おひさま、雲、風……と次々にお願いして、最後にたどり着いたのは……。【4歳〜】
『竹取物語』もしくは『竹取の翁物語』と言う名で、長い間日本人に親しまれてきた、日本最古の創作物語のひとつです。繊細で美しい絵と、流暢な文章で読むだけで、印象がかなり変わりそうですよね。小さな子にも美しい情景の浮かぶ物語を・・。【5歳〜】
やさしい心が満開の桜を咲かせる美しいお話「はなさかじいさん」。こちらは、よみきかせにぴったりなテンポとリズムで語られる物語と、松成真理子さんの描く見事な桜の場面が圧巻。読んでみれば、改めて子どもたちは昔話が好きなんだと実感するはずです。【5歳〜】
「ちょうふくやまのやまんばがこどもうんだで、もちついてこう。」
ある夜、村の空に大きな声が響きわたった。そこで村じゅう集まって、大騒ぎで餅をついたが、届ける者がいない。民話の世界をあますところなく伝える作家の語り口と、画家の色彩感あふれるダイナミックな絵、そして何より、大らかな人間味豊かな物語世界が魅力といえるでしょう。【5歳〜】
1本のわらから長者の婿どのに大出世。この気持ちの良いくらいポジティブな昔話を手がけたのは杉山亮&高畠那生、期待が高まります。「あすの あさ、みちで いちばん さいしょに ひろった ものを、だいじに もって いなさい。 きっと、いい ことが ありますよ。」心優しいが貧しい若者は、観音様のおつげを守り、1本のわらを大事に持って歩いておりました・・・。【4歳〜】
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