双子の片方が死んでしまう必要があったのかな…?
物語前半で、あれよあれよと言う間に魔女の双子の1人が焼け死んでしまいます。翌年のハロウィンには、その子を思ってみんなで支度します。翌ハロウィンの夜、その子が死者の霊として帰って来て楽しく過ごします。そしてまた来年ね?と言って死者の国へ帰って行きます。
その支度の過程でハロウィンとはどのようなお祀りで、お盆や収穫祭や新年の行事なんだよというような説明が丁寧になされます。とかく形だけのイベントに終わりがちな日本のハロウィンですが、起源、バックグラウンドを知るのは良いと思いました。
ただただ魔女の子が1人死んでしまう必要があるのかなと思います。読み聞かせる子供達のほとんどが死んでしまった事をあまり理解しないまま話が進みます。読み手はそこを理解した上で、都度必要なフォロー補足を入れて読み進めてあげる必要があります。魔女の赤い鼻等絵が可愛いです。
投稿日:2024/11/06