「いらっしゃいませ〜」
深い深い森の奥にある、ちょっと不思議なレストラン。新メニューを食べにたぬきせんせいがやってきました。料理を作る厨房には、「ブォォォォォ〜!」と火を吹いて料理をつくるコックさん。思わずやけどしないようにと注意するたぬきせんせいは、妖怪たちに頼りにされているお医者さんです。サラダとスープバーを取りにいくと、ざしきわらしとねこむすめが、混ぜると驚きの味に変わるジュースを楽しく作っています。席に戻ると新メニューが出てきました。いったいどんなお料理なのでしょう。レストランの中はたくさんの妖怪たちでにぎわって、それぞれの好物メニューをご堪能。けれども突然「ミシミシ ミシミシ……」と音がして、レストランに無理やり入ろうとする巨大な妖怪がやってきて……。
さて、「ようかいのもり」シリーズを読んだことのある人にはおなじみ、困った時には、たぬきせんせいの変身が出番です。「ドロン!」さて、今回は何に変身したのでしょうか。
たぬきせんせいと妖怪たちとの楽しいやりとりと、たぬきせんせいの変身がみどころの「ようかいのもり」シリーズの第4弾。今回は、舞台がレストランとあって、魅力的なメニューがたくさん登場します。「てんぐのホットドッグ」に「じごくのげきからスパゲッティ」「ひとつめピラフ」「まっくらゼリー」……。さて食べたいのはどのメニュー? そして、今回シリーズ初登場!? の巨大な妖怪にもご注目を。妖怪のみんなと一緒にいる場面では、その驚くほどの大きさが分かります。
そんなゆかいな妖怪たちの姿形はもちろんのこと、メニュー表や看板、ポスターにも妖怪ならではの秘密が隠れているので、子どもたちと一緒に読んだら、絵にさまざまな発見をして盛り上がることでしょう。読み聞かせでもひとりでじっくり読むのにもどちらにもちょうどいいお話です。
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
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