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バムとケロのカレンダー2024

バムとケロのカレンダー2024(文溪堂)

2024年も毎日バムとケロと一緒!

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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てんちゃん文庫

ママ・50代・佐賀県、女の子21歳 男の子19歳 女の子14歳

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てんちゃん文庫さんの声

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自信を持っておすすめしたい ファンタジーの王道  投稿日:2023/07/26
かいじゅうたちのいるところ
かいじゅうたちのいるところ 作: モーリス・センダック
訳: じんぐう てるお

出版社: 冨山房
最近、とあるファンタジー映画を鑑賞しました。
非常に良くできた作品でしたが、その一方で、「意味不明」「全く面白くない」という酷評も多いものだそうです。

その原因を考えたのですが、「物語を読む力」というものが存在しており、それを持たない人にとっては、ファンタジーの世界を存分に楽しむことができないのではないかと思いました。
そして、その「物語を読む力」というものは大人よりも幼い子どもの方が十分に持っているのではないかと考えます。

この絵本は長い年月、世界中の子どもたちに支持され、大切に引き継がれてきました。
しかし一方で、この絵本への魅力を全く感じない、たとえ我が子がこの絵本を気に入っていても、その良さが分からないという大人も大勢います。
つまり、この絵本を存分に味わって「読める」子どもが多数存在しているにも関わらず、「読めない」大人がいるということです。

この作品は短いストーリーながらも、本格的なファンタジーの王道だと思います。
ファンタジーとしての特徴と骨組みがしっかりとしているため、子どもたちはわくわくとした気持ちで冒険の世界へと飛び立ち、安心感を伴いながら安全に現実世界へと再び戻ってくることができる。そのような稀有な作品のひとつだと思います。

ぜひ子どものうちにこのような作品と触れ合い、いくつかの本を読み進めるうちに、自分にとってのファンタジー、どう生きるかの指針となるような一冊との出会いがあるようにと願ってやみません。
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自信を持っておすすめしたい オチがついてる!  投稿日:2023/07/10
なんにもないない
なんにもないない 作・絵: ワンダ・ガアグ
訳: 村中 李衣

出版社: ブック・グローブ社
ガアグの研究本で本書の存在を知りました。
『100まんびきのねこ』の作者の最晩年の作品ということで期待大でしたが、素敵な本でした。

「なんにもないない」というネーミングも良いですがおまじないの呪文の和訳も韻を踏んだ原作と同じくリズミカルなことばで表現されていて良かったです。

なんにもないないが「すがたあるもの」に変化していき、最後には十分に満たされた存在になる点は『100まんびきのねこ』のテーマと通じるところがあるような気がしました。
ラストの文章の訳が原作と同じくきちんとオチがついている点がよく工夫されていると思いました。
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自信を持っておすすめしたい 祝・完成  投稿日:2023/07/02
ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス
ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス 著: ミヒャエル・エンデ ヴィーラント・フロイント
絵: junaida
訳: 木本 栄

出版社: 小学館
図書館で児童書・ドイツ文学の棚を眺めていると、ふと目に飛び込んできたのが本書でした。
タイトルと、エンデの他に併記された著者を見て、あっ、あの作品の続きだ!と気付きました。
エンデの遺稿集に収録された未完成の物語、きちんとまとめられた原稿なだけに未完に終わっているのが残念に思っていました。
果たしてエンデの世界がきちんと引き継がれているだろうかと一抹の不安を感じながら開きましたが、『ジムボタン』シリーズのようなテンポの良さにぐいぐいと引き込まれ、特に後半は一気に読み終えました。

エンデの世界はきちんと生きていました。
続きを書いた著者の真心が伝わってくるような作品でした。

邦訳出版から少し経っていますが、図書館で見かけるまで全く存在を知らなかったのが疑問でした。
ロングセラーのエンデの作品の久々の「新刊」ともなればもっと宣伝されても良い気がするのですが…
児童書の出版は絵本に若干追いやられ、目立たないものなのかなあとちょっと寂しい気分です。
多くの子に勧めたいです。
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自信を持っておすすめしたい 「地図」の力  投稿日:2023/03/25
ぼくはいったい どこにいるんだ
ぼくはいったい どこにいるんだ 作: ヨシタケシンスケ
出版社: ブロンズ新社
「ブロンズ新社・発想えほん」の最新作ということで期待して手に取りました。
結果、現行の5作品中一番お気に入りの本になりました。

おつかいに出掛けた少年が母親に渡された地図をきっかけに、世の中の仕組みや過去・現在・未来という時間軸、そして自分の気持ちを俯瞰的に捉えることヘと気付いていく。
母親や友達のお母さんよりもぼくは「ちずがうまい」という自負を持つに至る少年の心の動きが細かく描かれた絵や文字で楽しく表されています。

表・裏見返しの絵も本文のおはなしと連続しており、そのような細かい工夫も素敵だなと思いました。
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よいと思わない 絵本を作るということ  投稿日:2023/03/25
みつ
みつ 作: timatima
出版社: 金の星社
出版されて間もなく、新刊本として図書館で見つけました。
がっかりしました。
この絵本の目指しているものは何なのでしょうか。

世に多くの科学絵本を送り出した加古里子氏は、ひとつの絵本を作るのに時には10年という歳月をかけていたそうです。その間に科学的知見が変わることもある、そうしたらその都度修正する、そのように丁寧に検証を繰り返しながら子どもたちが読むに堪えうる絵本を作っていたわけです。

この絵本はどうでしょうか。
これは「科学」の絵本ですか。私にはそうは見えません。どちらかというと科学的な正確さを追求し、それを子どもに分かりやすく伝えるというよりも情緒に訴えかけることを意図しているように見えます。
だとしたら、科学的に検証されていないことをあたかも科学的に正しいことのように書いても良いのでしょうか。
これは科学的知見に基づいたものなのか、それとも作者の考える情緒的な内容として取り上げたのか分かるように書くということ、幼い子どもたちへ手渡す際にはその内容が与える社会的影響を十分に考慮し、その意図するところを明確にする必要があると思います。

作中、隙間なくくっついていた動物たちですが、その中でくま君が咳をすると怯えたように離れていきます。
やがて動物たちはマスクを着用し、一定の距離を保つことで安心して再び集いはじめます。

その社会行動の「正しさ」や科学としての「正しさ」、果たしてこの絵本を早急に世に送り出したことは正解だったのか、そのようなことを出版社には十分に考察してほしいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 私には夢がある  投稿日:2022/04/30
かみはこんなに くちゃくちゃだけど
かみはこんなに くちゃくちゃだけど 作: ヨシタケシンスケ
出版社: 白泉社
出掛けるのが億劫。だけど買い物に行かなきゃ。
こんな気分の中、せっかく出掛けたのだからと本屋へふらりと立ち寄り、この本に出会いました。

髪がくちゃくちゃだけど、歌手になりたい子をはじめ、それぞれの暮らしの中でままならなさを感じつつも、何かしらプラスの要素を見出だして生活する人々がそこにはいました。

私だけではなく閉塞感を抱いて今、生活をしている人は日本中にいるでしょう。
だけど待ったなしの現実の中で、月日だけはどんどん進んでいく。それならばせめて物事の明るい面を見つめて過ごしていくしかないのでは。
そのような思いを抱えつつ日々の生活を送る人へそっと寄り添ってくれるような本です。

子どもたちはこの絵本を読んで何を思うのでしょう。
その点も気になるところです。
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自信を持っておすすめしたい しかけもテーマも面白い  投稿日:2021/04/30
ごきげんななめのてんとうむし
ごきげんななめのてんとうむし 作: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
しかけ絵本の名手、エリック・カール氏の作品です。
夜が明けて、ごきげんななめのてんとうむしがきげんのよいてんとうむしと出会うところから物語が始まります。
不機嫌剥き出しで攻撃的なごきげんななめのてんとうむしは、その場を立ち去り、むしゃくしゃをぶつける相手を探す旅へ。

そこからは相手の大きさに合わせて、画面と文字のサイズが変化していきます。
そして場面が切り替わる毎に「6じ」「7じ」と太字で書かれた時刻も増えていきます。嬉しいことに、それに合わせて時計の文字盤も描かれています。
そのような大きさ、数字・時計の変化に加えて、繰り返しのやり取りが続く点が魅力です。

それにしてもまあ、このごきげんななめのてんとうむしの虚しい頑張りといったら。
丸々12時間かけて、喧嘩相手を探し、さらにそこから小一時間手応えのない活動を続けたと思ったら…

不機嫌・対立よりも、機嫌良く受容的であることに価値があるというメッセージが、楽しい絵本を通じて伝わってきます。
幅広い年代で楽しめる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい いつまでも変わらない大切な自分  投稿日:2021/03/06
あの湖のあの家におきたこと
あの湖のあの家におきたこと 作: トーマス・ハーディング
絵: ブリッタ・テッケントラップ
訳: 落合 恵子

出版社: クレヨンハウス
面白そうだと思い、何気なく購入しました。
ちょうどその後、今年卒業する6年生へのはなむけの一冊を探している時に、ふとこの本のことを思い出しました。

ずっと昔に建てられた一件の家。偶然、ベルリンの壁が築かれることになる場所のすぐ近くに建てられたことにより、数奇な運命を辿ります。
平和な家族との生活、戦闘機が上空を飛ぶ中での生活、壁の建設と監視下での生活、壁が崩壊し、老朽化の進む家…
そして、奇跡的な巡り合わせにより、この家は修復され復活します。

私はこの絵本はただの「平和絵本」ではないと思いました。
兵士や戦闘機、ベルリンの壁のみに注目して、この本に、即、「平和絵本」のレッテルを貼り付けてしまうと、この絵本の持てる魅力が半減してしまうでしょう。

この絵本で注目すべきものは、どんなに時代や環境が変わっても、ほとんど姿を変えずに静かに佇み続けるこの家の在り方だと思いました。

これから時代の荒波に漕ぎ出す子どもたちに、いつまでも変わらない「私」を大切にしてほしいと思い、その願いを込めて6年生に読むことにしました。

派手な盛り上がりはなく、絵も同様におとなしい雰囲気の絵本ですが、子どもたちの心の片隅に残ってくれるといいなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 宝物のような一冊  投稿日:2020/12/16
サンタクロースっているんでしょうか?
サンタクロースっているんでしょうか? 作: ニューヨーク・サン新聞「社説」
絵: 東 逸子
訳: 中村 妙子

出版社: 偕成社
「サンタクロースっているんでしょうか?」ニューヨーク・サン新聞社にこのような質問を送った8歳の少女への答えが、この本の内容です。
それから100年近く経ち、私もそのくらいの年頃に、母から勧められて読んだ記憶があります。

今、改めて読み返し、私のサンタクロースへの答えとほぼ同様の内容であることに驚きました。
語り口は子どもへ向けた丁寧ですっきりとした言葉なのですが、内容的には非常に観念的で、子どもには難しく感じられるのではないかというような文章です。
評価が低い方のご意見でも「子どもにはピンとこない」というような内容のものが見られます。
私も当時、どの程度理解できたのか分かりません。
しかし、今の私のサンタクロース観はここから来たのかもしれないと思いました。
難しくても、核心のメッセージは、きちんと子どもへ届くものだったのですね。
この文章を書いた記者の方の優れた表現力につくづく感銘を受けます。
この本を今読み、感想を書いているのは「大人」ですが、このような理由で、年齢選択は当時の私の年齢、8歳にしておきます。

赤い布張りの小さな絵本。挿絵もとても美しい本です。
いつまでも手元に置いておきたい宝物のような一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 息子の大のお気に入り  投稿日:2020/09/19
1と7
1と7 作: 二宮 由紀子
絵: 高畠純

出版社: ひかりのくに
子どもたちが小さいころ、良く通っていたうどん屋の書棚に置いてあった本です。
うどん屋に行く度に、息子が必ず引っ張り出してきて熱心に読んでいました。

数字の「1(いち)」と「7(しち)」、形も音もよく似ているふたつの数字の小競り合いが面白いです。
そのうち他の数字も巻き込んで…
こんなにじっくりと数字を眺めることなんて、大人になると、なかなかないかもしれませんね。
文字や数字を覚えたての子どもたちには、この擬人化された数字たちはとても魅力的なのかもしれません。

幼い態度の1と7に対して、他の数字たちはちょっと大人の態度で二人をたしなめ、なぐさめます。
その温かく見守る態度が素敵だなあと思います。
そのようなストーリーが終始テンポ良く進められ、あー面白かった!という印象が残ります。
先日、大人ばかりの前で読みかたりをしましたが、その中からも笑い声が漏れました。
幅広い年代で楽しめる絵本だと思います。
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