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(1) 特集・・・ 「音楽」と「絵本」を融合させたチャリティー絵本『さんぽのき』
サトシンさんと真珠まりこさんの初共作『さんぽのき』(原作:前田たかひろ、作曲・編曲:外山和彦/安田信二)は、絵本の著作権印税100%、付録についているCDの著作権印税100%、そして、売り上げの一部が東日本大震災で被災された方々への支援金として寄付されるチャリティー絵本です。
一体どんな内容なのでしょう。まずはみどころからご紹介します!
◆震災から立ち上がろうとする人々への熱いエール『さんぽのき』

変わりゆくものと、変わらないもの。
子どもにとって親は、いつもそこにいてくれる、変わらないもの。
変わらずに自分を受け入れてくれて、帰るべきところがあるからこそ、子ども達は冒険し、挑戦し、変わっていくことができるのでしょう。
この絵本の「さんぽの木」も、変わらず、いつもそこにいてくれる存在です。
主人公のぼくが赤ちゃんだった頃から、さんぽの木はずっとそばにいてくれました。
友達とさんぽの木に登り、むしとり、おにごっこ、暗くなるまで遊びました。
秋のある日には、けんかしていた友達と、さんぽの木の下で仲直りしました。
嬉しいときも、悲しいときも、いつもさんぽの木と一緒でした。
大人になったある日、ぼくは家族を連れて、懐かしいさんぽの木にやってきます。
今では、みんなのさんぽの木でしたが、やっぱり、いつもそこで待っててくれる存在なのでした。
2011年に起きた東日本大震災で、多くの日本人が心の拠り所を失いました。
それまで当たり前だと思っていた「変わらないもの」が、実は当たり前ではなかったことを痛感しました。
この絵本を読み終わった後、ほっと安心する気持ちになるのは、「さんぽの木」がいつも変わらずそこにいてくれる存在として描かれているからでしょう。
人は、変わらないものを心に取り戻すことで、また前に向かって変わっていくことができるのだと思います。
「さんぽの木」が、楽しく安らかな気持ちを、子どもにも大人にももたらしてくれることを願います。
(絵本ナビ事務局長 金柿秀幸)

散歩が大好きなぼくの前には、いつも「さんぽの木」があった。うれしい時も、悲しい時も、いつもそこで待っててくれた。やがてぼくも、「さんぽの木」も大きくなって、もっと大きな世界、たくさんの人とつながり広がっていく。いっぽ、にほ、さんぽ、さんぽのき…と……。
3月11日、未曾有の大災害が日本を襲いました。被災した人に創作者として、何が言えるのか、何をしたらよいのか…どれもこれも偽善に見えてしまう…そんな複雑な思いを抱えながらも、作詞家の前田たかひろさんと、絵本作家のサトシンさん、真珠まりこさんが、スクラムを組んで作ったのがこの絵本です。更に、同じ想いを抱いたソングチームが、絵本の世界を歌で表現したソング絵本CDも本についていて、一つの物語を二つのカタチで表現しました。
ぼくとさんぽの木のつながり、そしてその小さなつながりが、だんだん成長して、家族へ、そしてコミュニティへと、より大きなつながりへと広がっていく……「震災」を思わせる内容、文言はないけれど、これは紛れもなく、あの震災から立ち上がろうとしている人たちへの熱いエールです。
◆サトシンさん、真珠まりこさんにインタビューしました!
震災後、絵本ナビが行った被災地支援プロジェクト「絵本エイド」にいち早く参加を申し出てくださり、被災地への活動にもエールを送り続けてくれたサトシンさんと真珠まりこさんが、この『さんぽのき』を通して伝えたかった思い、この絵本に関わった全ての方の思いを伺いました。

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サトシンさん、真珠まりこさんへのインタビューはこちら
★発売を記念して、サトシンさん、真珠まりこさんが直筆サイン本を描いてくださいました!!
◆お二人の他の作品もご紹介します!
★真珠まりこさんと言えば・・・?
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「もったいないばあさん」
まずこの作品を思い浮かべる方が多いのでは?
家庭でも、幼稚園・保育園でも大きな話題となった『もったいないばあさん』。
こうやって、当たり前のことを、きちんと教えてくれる存在というのは
とても有難いなぁ・・・と改めて思うのです。
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「もったいないばあさん」シリーズ、こんなにたくさん出ているんですよ!
★その他にもこんな可愛い人気作品が!
真珠まりこさんの作品一覧はこちら >>>
★サトシンさんと言えば・・・?
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「うんこ!」
サトシンさんと言えば「うんこ!」、うんこと言えば「サトシンさん」!?
・・・その位大きな話題となったこの作品。もちろん子どもたちに大人気です。
大きな声で「うんこ!」と叫ばせてしまうこの絵本は、
(意外にも?)ママたちの心をも虜にしているような、していないような(笑)。
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★その他にも、様々な印象の作品がどんどん生まれています!
サトシンさんの作品一覧はこちら >>>
(2) 「まなびナビ」今週の1冊・・・子どもに学ぶ楽しさ、お届けします
【3〜6歳のお子さんに】
「♪よこぼうで 左にはらって 右はらい」 歌いながら漢字をスイスイ覚えちゃう本…あるんです!まついのりこさんの描くかわいいこびとが案内してくれて、ますます親しみやすい漢字の本。
(3) 今週の「できるナビ」・・・子どもの「できる」をみんなで応援
こんにちは、できるナビ編集部です。
先日、おひな様を飾りました。1歳の娘が喜ぶ様子にほのぼの…したのも束の間、きれいなおひな様を触りたくて手を伸ばす娘を「ダメー!ッ」と食い止めるのに必死です。あぁ、ひなまつりまで無事でいてほしい…。
さて今週は、新しい機能のお知らせからご紹介します!
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【インフォメーション】 あなたの「できるレシピ」に届いた「いいね!」コメントをチェックしよう!
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あなたの「できるレシピ」に届いたみんなからの「いいね!」コメントを、自分の「マイページ」で確認できるようになりました!

自分のレシピが誰かの役に立ったり感想をもらえたりすると、嬉しくなっちゃいますよね!
ぜひぜひ「マイページ」をのぞいて、「いいね!」コメントをチェックしてみてくださいね!
詳細はこちら
みんなからの「いいね!」コメントを見るには >>>
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【おススメ!コンテンツ】 今週の「編集部イチオシ!レシピ」 ご紹介
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「字を丁寧に書けるようになるコツは?」のレシピ
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褒め方が大切
by ぎんにゃんさん(ママ・30代 京都府京都市 女3歳 男1歳)
【編集部おススメ コメント】
「これじゃダメ」と注意するのではなく、「ここが好きだよ」と子どものやる気を引き出す方法。
この方法は字だけじゃなく、子育てのいろんな場面で使えそうですよ!
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【募集中!】 あなたの子育ての中で成功した方法やコツ「できるレシピ」を教えてください!
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今週のお題テーマ 「できるナビ」からみなさんへのリクエスト
今週もお子さんとたくさんの「できるレシピ」にチャレンジしてみてくださいね!

(4) 絵本クイズ・・・クイズに答えてポイントゲット!!
前回のクイズは『オニじゃないよ おにぎりだよ』からの出題でした。
にんげんたちの落し物とは・・・
・・・Cの、ながーい時間が経って、かぴかぴになったおにぎり、でした。
ポイント獲得当選者はこちらの方々です。
☆1等(1名様)☆ 500ポイント進呈
「うきうきこーん」さん
☆2等(20名様)☆ 50ポイント進呈
「RYUSAI」さん、「あまのん」さん、「イカリサンカク」さん、「えんふぁん」さん、
「おしん」さん、「おにぐるみ」さん、「きむらいくこ」さん、「グルミットママ」さん、
「さわかママ」さん、「ジュアリョーサ」さん、「じんぼんゆいぼん」さん、「ちゃみ」さん、
「てまきずし」さん、「ホットママ」さん、「ぽんきちLuv」さん、「めいうたママ」さん、
「ゆりわんちゃん」さん、「宇宙姫」さん、「古イルカ」さん、「美由紀」さん
今週も絵本クイズを行います。正解者の中から抽選で
1名様に絵本ナビポイント500ポイントプレゼント
20名様に絵本ナビポイント50ポイントプレゼント
しちゃいます!!ふるってご参加くださいね。
【問題】 (難易度★☆☆☆☆
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はる・なつ・あき・ふゆ。
うれしいときも、悲しいときも、いっぽ、にほ、さんぽ…。
ぼくは、だいすきな木のことをどの様に呼んでいたでしょう?
(5) 編集後記
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