カナガキ隊長のナビ's発見トーク
対談No.1:宮西達也さん×金柿秀幸
好評の対談インタビュー第二回は荒井良二さん。荒井さんの絵を見ると何だか元気になる人も多いはず。子どもの頃にもっていたキラキラした心を思いだせるような色彩とほのぼのとした登場人物。どの絵本も荒井ワールドからはクスリとした笑いがあり、受け止めかたによっては深いテーマが流れています。予定調和でなく意外性のある展開や結末は、心を奪われます。時代性を反映した作風は、大人の私たちがハタと気づかされる思いが込められています。「そのつもり」を描いた、意外な素顔に迫ってみました。

1 予測不能な荒井ワールドのうけとめ方
2 「そのつもり」に込めた思いと登場人物像
3 営業活動ゼロ、人とのつながりで絵本作家に
   
4 春……子ども時代の思い出
5 うごく絵本も生まれた、荒井作品の魅力
6 子どもたちの記憶に残る絵本を創りたい
CHILBIEうごく絵本

【荒井さんの注目作品】
「そのつもり」
そのつもり
作・絵: 荒井 良二
出版社: 講談社 \1,600

プロフィール
荒井良二さん
荒井良二(あらいりょうじ)
1956年山形県生まれ 日本大学芸術学部芸術学科卒業。 イラストレーションでは1986年玄光社主催の第4回チョイスに入選。1990年に処女作「MELODY」を発表し、絵本を 作り始める。1991年に、世界的な絵本の新人賞である「キーツ賞」に『ユックリとジョジョニ』を日本代表として出展。1997年に『うそつきのつき』で第46回小学館児童出版文化賞を受賞、1999年に『なぞなぞのたび』でボローニャ国際児童図書展特別賞を受賞、『森の絵本』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。90年代を代表する絵本作家といわれる。そのほか 絵本の作品に『はじまりはじまり』(ブロンズ新社)『スースーとネルネル』(偕成社)『そのつもり』(講談社)『ルフランルフラン』(プチグラパブリッシング)などがある。2005年には、スウェーデンの児童少年文学賞である「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を授賞。



▲このページの先頭へ

Copyright (C) 2006 EhonNavi Corporation All Rights Reserved.