きこえないこえ

きこえないこえ

  • 絵本
作: 内田 麟太郎
絵: 竹上 妙
出版社: 佼成出版社

在庫あり

税込価格: ¥1,540

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作品情報

発行日: 2024年01月19日
ISBN: 9784333029143

3〜5歳
250mm×220mm 32ページ

出版社からの紹介

さいごの ゾウは ともだちに はなした
ひとには きこえない こえだったけれど
ともだちには きこえる こえで
さいごの ゾウは はなしおえると
「ありがとう」と いった
それから
「おげんきで」と

人には聞こえない超低周波を使って遠方にいる仲間と会話をすることができるといわれている、ゾウとクジラ。
象牙を目的に乱獲された結果、つぎつぎと数が減り、群れの中で最後の一頭になってしまったアフリカゾウは、しずかにみさきに立ち、沖にむかって友だちをよびます。
すると、はるか沖に白いものが見え、クジラが姿を現します。
最後のゾウがクジラに語った、自分たちの悲しい過去とは……。
内田麟太郎氏が『エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか』(ライアル・ワトソン・著, 福岡伸一、高橋紀子・翻訳/木楽舎)にインスパイアされて紡いだ意欲作。
竹上妙氏によるダイナミックな絵もぜひご覧ください。

地球の悲鳴が鳴り響くいまこそ、いのちの重さや自然への畏怖を改めて感じるきっかけにしてほしい1冊です。

ベストレビュー

大事なメッセージ

内田麟太郎さんが、『エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか』を読んで創作した作品だそう。
それだけに、表紙絵と題名から、深いメッセージを感じます。
年老いたメスの象が、友だちのクジラに語ります。
人間には聞こえない周波数で語るという事で、
その思いが切実です。
平穏に暮らしていた象たちでしたが、人間が象牙のために次々と捕獲。
なすすべもない象の思いが切ないです。
しっかりと受け止めたいです。
(レイラさん 50代・じいじ・ばあば 女の子0歳、女の子0歳)

内田 麟太郎さんのその他の作品

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竹上 妙さんのその他の作品

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