ジェリコの夏

ジェリコの夏

作: ジョハナ・ハーウィッツ
絵: メアリー・アゼアリアン
訳: 千葉 茂樹
出版社: BL出版

税込価格: ¥1,430

ご購入いただけません

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2001年07月
ISBN: 9784892385995

出版社のおすすめ年齢:6年生、中学1・2年生〜

出版社からの紹介

ニューヨークに住む女の子ドーシは、夏休みの2週間をバーモント州のジェリコという田舎町で過ごすことになった。都会と田舎、貧しい暮しと裕福な生活、ユダヤ教信者とキリスト教信者、ドーシはさまざまな違いに戸惑うが……。バーモントの美しくのどかな暮しの生活の中で大きく成長していく少女の姿を生き生きと描いた感動作。

ベストレビュー

主人公は12歳

ハーウィツで検索していたら出てきた本で千葉茂樹さん訳だったので読んでみた本です。

読んでいて驚きました「雪の写真家ベントレー」が出てきたからです。

よく挿絵を見れば、「雪の写真家ベントレー」の挿絵を描いている方と同じだし、訳も同じ千葉茂樹さんではありませんか。

1910年の夏休み、12歳のドーシはバーモント州のジェリコで過ごすことになります。

ここにベントレーが住んでいたんですね。

といっても主人公ではなく、ドーシ。ニューヨークに住んでいるので田舎暮らしは初めてです。

都会と田舎暮らしの違い、ユダヤ教信者であることから食べられないものがあることなど。暮らしの中で出会う戸惑いと驚きなどが描き出されています。

時代設定が古いことから、出てくることも古めかしい感じがありますが、12歳の少女が感じることは今の子どもたちが共感できることもあるのではないかと思いました。

ドーシが田舎の豊かな食生活を感嘆するたびに、ドーシの都会での貧しい生活が浮かび上がってくる気がしました。

ドーシの場合は基金を受けて勉強していますが、いろいろな状況下で暮らしている子どもたちがいるということを知ることは、今後子どもたちが生きていく上で、他人を尊重しながら生きて行くことにつながっていくような気がしました。
(はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)

メアリー・アゼアリアンさんのその他の作品

ダーウィン / ヘレンのクリスマス / 夜明けまえから暗くなるまで / ブライディさんのシャベル / 雪原の勇者 / 雪の写真家 ベントレー

千葉 茂樹さんのその他の作品

うちゅう たいようけいの ごきんじょさん / ガリレオとアントニ 遠くをみた科学者と 近くをみた科学者 / ぼくの小鳥 / ラクダで塩をはこぶ道 サハラ砂漠750キロの旅 / 消えたモナ・リザ / 天才少年オリバーの「宇宙」入門


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご