ぴちぱちさくさく




ねこたちがコロッケ屋を始めます。けれど毎日食べる売れ残りのコロッケに食傷気味。「鳥の丸焼きが食べたい」と夢見ていると、そこへ一羽のあほうどりが現れます。
まきおくんは、やっと掘り当てた特大サイズのじゃがいもで、コロッケを作ることになりました。お母さんと妹といっしょに、じゃがいもを洗ってゆでて、いためた玉ねぎとお肉をまぜて、かたちを作って。お母さんが油で揚げてくれたコロッケは、さくさくであつあつで、ほくほく。それをまきおくんは、もぐもぐと頬張ります…
新しい町にひっこしてきたばかりのげんくんは、家のそばの商店街のお店を探検することにしました。さかな屋さんにおそば屋さん、おいしそうなコロッケを揚げている肉屋さん。げんくんと同い年くらいの女の子のいる、パン屋さん…ページをめくるごとに、細かく描きこまれたいろんなお店の絵が楽しい絵本。
でこぼこ、ごろごろじゃがいもたちが、ことばのリズムにのって、いろんな料理に変身します。ポテトサラダ、コロッケ、肉じゃがにフライ…。こんがり揚がった衣や、ほくほくした食感まで、紙だけで表現された美しい貼り絵イラストと、おいもたちのかわいい表情が自慢。乳幼児からの“おいしい”絵本です。
何ともおいしそうに描かれたコロッケとリズミカルな擬音が楽しい絵本。読み聞かせにもぴったり。
村の人たちが力をあわせて、コロッケつくり大作戦!ほくほくおいしい楽しいおはなしです。
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