こんにちは。絵本ナビ編集長のイソザキです。

きかん坊盛りの息子が「大泣き」して、
イライラした私が大きな声で「怒る」。
出勤時間が差し迫っている朝の時間の我が家は、
少し激しいものがあります。

お互いに疲れて、ふっと一息ついた時。
「あれ、なんで怒ってたんだっけ？」
「ぼく、なんで泣いてたんだっけ？」・・・という瞬間が訪れます。

感情が先走って、気持ちの整理がついていないのかもしれませんね。
そんな時に、目にしたのが・・・絵本「おこる」。
「なんで、人はおこるんだろう。」
あれれ？これは、私も考えてみなくてはいけません。

今号は、中川ひろたかさんの新作「おこる」の特集号です。
この絵本は、昨年３月に放送されたドキュメンタリーＴＶ番組
「情熱大陸　中川ひろたか編」から生まれたんですね。
ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その辺りの、誕生秘話などもご紹介します！
特別企画もありますよ。

それでは、早速参りましょう。
今号のコンテンツです。

（１）特集１・・・新刊「おこる」刊行記念企画
　　　　◆新刊「おこる」のご紹介。
　　　　◆話題作となった前作「ないた」のご紹介。
　　　　◆「おこる」誕生秘話！あの番組の取材中に・・・。
　　　　◆特別企画です。中川先生と長谷川先生の・・・？
（２）特集２・・・「きもち」を考える絵本
（３）絵本クイズ・・・クイズに答えてポイントゲット！
（４）編集後記・・・金の星社フェア好評開催中です。

どうぞ最後までお付き合いください。

　

金の星社のオススメ作品がズラリ。うれしい特典も！

　

（１） 特集１・・・新刊「おこる」刊行記念企画

昨年の３月に放送された、ドキュメンタリーTV番組「情熱大陸 中川ひろたか編」の中で新しい絵本が生まれる瞬間が放送されました。
その絵本の完成を心待ちにしていた人も、大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
そして、満を持して登場。中川ひろたかさん、渾身の新作「おこる」です。
どんな内容になったのでしょう？

◆新刊「おこる」とは、どんな絵本？

「おこる」 　作： 中川 ひろたか 　絵： 長谷川 義史 　出版社： 金の星社 　税込価格： \1,260（本体価格：\1,200）

毎日怒られてばかりのぼく。
いやけがさしてひとりの世界へいってみるが、何をしても怒られないのはさびしすぎる。
けんちゃんはすぐに怒るし、ぼくも怒ることがある。
｢なんで人は怒るんだろう｣と深く考えさせる一冊。


日常生活の中でも、人は色々な感情に振り回される。
笑って、泣いて、そして「怒る」。
人に「怒る」、子どもに「怒る」、自分に「怒る」・・・。
そして、子どもたちは大いに「怒られる」。
でも、ちょっと立ち止まってみる。想像力を働かせてみる。
今、なんで怒ったんだろう？
あの人は、どうして怒ってるんだろう？
ぼくは、どうして・・・？
そう考えてみると、怒り方ってみんな違う。
｢怒る｣のが好きな人っているのかな？

前作「ないた」に引き続き、今回は長谷川義史さんと組まれて創られた、
気持ちを考える絵本の新作「おこる」。
中川ひろたかさんが「おこる」について考えると・・・。

「気持ち」を考える事って、今の時代にとっても大切な事なのではないでしょうか。
とにかく沢山の人達に読んでもらいたい絵本です。
（磯崎園子　絵本ナビ編集長）

◆話題作となった前作「ないた」のご紹介です。

上記の「情熱大陸 中川ひろたか編」取材のきっかけにもなり、
第１０回日本絵本大賞も受賞して大きな話題となったのがこの絵本です。
晩年の長新太さんの絵がまた素晴らしいのです。

「ないた」 　作： 中川 ひろたか 　絵： 長 新太 　出版社： 金の星社 　税込価格： \1,365（本体価格：\1,300）

★本書の帯に掲載されている、中川ひろたかさんのコメントをご紹介します。
（個人的に、「毎日泣けるなんて、かっこいい」の言葉にしびれてしまいました・・・。）

　ぼくは、こどものころは、ひどいなきむしでしたが、
　おとなになると、あんまりなけません。

　ぼくは、こどものころのように、
　まいにち、なけるようなひとになりたいのですが
　どうも、うまくいきません。

　おとなになってわかったことだけど、
　すぐになけるのって、すばらしいことなのね。
　まいにちなけるなんて、かっこいいことなのよ。

　ひとには、いろんな「なく」があって
　いろんな「なみだ」があります。
　「なく」ことについて、すこしかんがえてみようかな。

　中川ひろたか

◆「おこる」誕生秘話！あの番組の取材中に・・・。

先ほどからも述べていますとおり、絵本「おこる」が生まれたきっかけというのは、
通常の絵本と比べてもちょっと変わっていますね。
どうして「おこる」というテーマが生まれたのか、
どうして長谷川義史さんが絵を描くことになったのか、
どのように完成を迎えたのか･･･等々、凄く興味ありませんか？

今回は、「おこる」「ないた」を担当された、金の星社編集の方が、
絵本ナビ読者の為に、とっても分かり易く「おこる」誕生秘話を語ってくださいました！
この絵本に関わっている方々の、熱い想いがひしひしと伝わってきます。

↑長谷川義史さんが描かれた、
中川さん＆長谷川さんの似顔絵イラストです！

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絵本『おこる』が完成するまで・・・
「これ、絵本にしてみよっか」
『おこる』が生まれたきっかけは、ちょっと変わっています。
昨年の３月、中川さんが「情熱大陸」というドキュメンタリー番組の取材を受けていた時のこと。
ディレクターの小山さんから、「中川さんはどんな子供だった？」と質問されました。
中川さんは即座に「ほめられて伸びるタイプだった」と。
それで、「子供の頃は、怒られたら逃げるタイプだった。怒られるのはなんかイヤだなぁ。
なんであれはイヤなんだろうね？　怒られるってなんだろう？ そもそも怒るってなんなんだろう？
これ絵本にしてみよっか？」
そんなふうに絵本の文章を書くことが決まったのだそうです。
小山さんは、ある意味奇跡的に、絵本が生まれる瞬間に立ち会ってしまったのですね・・・。

続きはこちらからどうぞ！>>>

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◆特別企画です。中川先生と長谷川先生の・・・？

早速「おこる」を購入したい！と思われている方々に、期間限定特別企画のお知らせです。

今号メルマガ配信時から一週間（9/24〜10/1）の期間中に「おこる」をお買い上げの皆様へ。

　　<１>絵本ナビポイントを３０ポイントプレゼントします！
　　<２>更に、購入された方から抽選で２０名様に、なんと・・・
　　　　　　　中川ひろたか　先生　＆　長谷川義史　先生
　　　　　　　お二人がお客様の「お名前」入りでサインを描いて下さいます！！

これは、かなり貴重なものになりそうですね。
お二人とも全国を飛び回っていらっしゃって、本当にご多忙なのだそうです。
今回は、絵本ナビの読者の為にお時間を作ってくださってこの様な企画が実現できました。
多数のご応募お待ちしております。

「おこる」を今すぐ購入される方はこちらへ >>>

（２） 特集２・・・「きもち」を考える絵本

今号で特集しました「おこる」「ないた」の内容に刺激されて、こんな特集を組んでみました。


>>> 特集「きもち」を考える絵本はこちらから
「自分の気持ちを考えること。」「人の気持ちを考えること。」
この想像力があるだけで、人は大きく変わるのかもしれません。
大人だって、感情のコントロールが出来ない事がたくさんありますね。
こんな絵本を読んで、たくさんの人に「きもち」について考えてもらいたいです。

前回は、美味しそうな絵本特集の中でも大人気の「からすのパンやさん」からの出題でした。
パンやさんのお客さんが減って貧乏になってしまった原因は・・・

　・・・Ａの四羽の可愛い赤ちゃんがうまれたので、育児に負われてパンが黒こげに・・・。

でした。勿論、その後は盛り返して大盛況になりますよ。ご安心ください。
さぁ、今週の問題です。今回は中川さんの作品「ないた」からの出題です。
今週も正解者の中から抽選で
　　　1名様に絵本ナビポイント５００ポイントプレゼント
　　　２０名様に絵本ナビポイント５０ポイントプレゼント
しちゃいます！！
　

【問題】　（難易度★★☆☆☆ ）
いろんな「泣く」について、いろんな「なみだ」について、考える絵本「ないた」。
赤ちゃんはすぐ泣く。ぼくがお父さんに聞いた理由は・・・。
　

　　Ａ．「赤ちゃんはいつも悲しんでいるんだ。」
　　Ｂ．「泣くのが赤ちゃんの仕事なんだ。」
　　Ｃ．「まだ、笑い方がわからないんだ。」
　　Ｄ．「お父さんの顔がコワイのかな・・・？」

クイズに回答する >>>

＊絵本ナビメンバー限定になります。
　　メンバー登録はこちらからどうぞ。

>>> この作品の紹介ページはこちら
　

前回のクイズのポイント獲得当選者はこちらの方々です。おめでとうございます！

　☆１等（１名様）☆ ５００ポイント進呈
　　　「あんれい」さん
　☆２等（２０名様）☆ ５０ポイント進呈
　　　「あいりっぴ」さん、「エンジェルマム」さん、「クロママ」さん、「こうたん１２３」さん、
　　　「ごくらく」さん、「さたちゃん」さん、「さらさら」さん、「しろくまのプー」さん、
　　　「すみたん」さん、「センス　オブ　ブック」さん、「だいたん」さん、「ちょし★」さん、
　　　「つよぽん＆りこたん」さん、「ハチミツコ」さん、「ブンダバー」さん、「やさいさん」さん、
　　　「りあ」さん、「るあるあ」さん、「学校のおばけ」さん、「紫苑」さん

また次回もお楽しみに！

　

いかがでしたでしょうか、「おこる」特集。
今回は、間に合わなかったのですが、
中川先生御本人からも、新作「おこる」についてのメッセージを頂く予定になっています！！
届き次第、また改めてお知らせします。お楽しみに・・・。

さて、先週から好評開催中の「金の星社フェア」ですが、
対象作品の中には、今号で特集させて頂いた
中川ひろたかさん、長谷川義史さんが手掛けられている
「はじめての絵本たいむ」シリーズも含まれています。
パパとママの声を取り入れてうまれた、新しい「あかちゃん絵本」です。
チェックしてみて下さいね。

金の星社　フェア会場はこちら >>>

それでは、また次号でお会いしましょう。
最後までお付き合い下さってありがとうございました！

　

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