
35歳ではじめての出産。それは試練の始まりだった! 芥川賞作家の川上未映子さんは、2011年にやはり芥川賞作家の阿部和重さんと結婚、翌年、男児を出産しました。つわり、マタニティー・ブルー、出生前検査を受けるべきかどうか、心とからだに訪れる激しい変化、そして分娩の壮絶な苦しみ……妊婦が経験する出産という大事業の一部始終が、作家ならではの観察眼で克明に描かれます。 さらに出産後の、ホルモンバランスの崩れによる産後クライシス、仕事と育児の両立、夫婦間の考えの違いからくる衝突、たえまない病気との闘い、卒乳の時期などなど、子育てをする家族なら誰もが見舞われるトラブルにどう対処したかも、読みどころです。 これから生む人、すでに生んだ人、そして生もうかどうか迷っている人とその家族に贈る、号泣と爆笑の出産・育児エッセイ!

この本はとてもホットな気持ちにしてくれます
私は川上未映子さんの大ファンです。きみは赤ちゃんを読んでとても感動しました。これは妊娠から出産、育児までを書かれたエッセーですが、川上未映子さんの熱い思いが伝わってきて、とてもホットな気持ちにしてくれます。また川上未映子さんはパンドラの匣という映画にも出演されていますが、美しすぎます!この本は素晴らしいの一言に尽きます。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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