ロシアのむかしばなし 七人のシメオン

ロシアのむかしばなし 七人のシメオン

  • 絵本
文: 田中友子
絵: 大畑 いくの
出版社: BL出版

在庫あり

税込価格: ¥1,760

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作品情報

発行日: 2018年06月01日
ISBN: 9784776408611

出版社のおすすめ年齢:3歳〜
30×22p 40頁

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みどころ

本書は「世界のむかしばなし絵本シリーズ」の1冊。ロシアのむかしばなし絵本です。
金髪で白い衣を着た七人の兄弟は、顔も背丈もそっくりで、名前はみなシメオン。
でもそれぞれ、ちがう「わざ」をもっています。

ある日、王さまが兄弟の畑をとおりかかり、七人それぞれがもつという「わざ」に興味をもちます。
一番上のシメオンは、天まで届く鉄の柱をたてられます。
二番目のシメオンは、その柱にのぼって四方の果てまで見渡せます。
三番目は船のり、四番目は弓名人……と、六番目のシメオンまでは、いかにも役に立ちそうなわざの持ち主です。
でも末っ子は歌って踊り、笛を吹くのが得意。
役に立たないと思われましたが、実は末っ子の腕にかかると、みな踊って踊って、自分の意志ではやめることができないくらい踊ってしまうのです。

さて七人のシメオンは、王さまの命令で、海のむこうの島にいる、うつくしいエレーナ姫をたずねることになります。
それぞれのわざを使い、姫を、王さまのもとへ連れて帰ろうとしますが……。

最初から最後まで、大畑いくのさんが描く、幻想的な色彩に魅了される一冊。
あざやかな緑の農地や、青い海。黄金の宮殿、草原、星空……。
一つ一つの場面のうつくしさが、おはなしの世界をいろどります。
意地悪な司令官は、王さまに何度も嘘の告げ口をしますが、最後は七人のシメオンが力をあわせ、それぞれ幸せな結末にたどりつきます。
むかしばなしならではの時空を超えるおはなしの魅力を、存分に味わってくださいね。

(大和田佳世  絵本ナビライター)

出版社からの紹介

ロシアのむかしばなし。
末っ子のシメオンが笛をふけば、だれもかれもが踊りだす! 背丈も顔も名前も同じだけど、
ひとりひとり不思議な技を持つ七人の兄弟。
ある日、王様に技をみせるよう命じられ、二番目のシメオンが、はるか遠くブヤーン島にいるうつくしいエレーナ姫を見つけると…。

ベストレビュー

それぞれの個性と特性と協力の大切さ

世界のむかしばなし絵本シリーズ第1期ということで
その国の方の作家さんの作品の日本語訳ではなく
再話?したものを訳しているの?かな?

これは、2.ロシアのむかしばなし

王様の権力って、絶対で、我欲というか・・・
自分の思う通りにならないと殺しちゃう
側近の司令官も、妬み?が強く、邪魔者を陥れる・・・
他の国でも、そうかな?
日本でも、悪代官がいたりしますが(笑

7人のシメオン兄弟は、同じ顔、体つきながら
それぞれ個性的な特別な能力があり
7番目のシメオンだけは
音楽分野という
エリックカールの「フレデリック」を彷彿させます

他のおはなしも楽しみに読みたいと思います
(しいら☆さん 50代・その他の方 )

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