野生のロボット

野生のロボット

  • 児童書
著・絵: ピーター・ブラウン
訳: 前沢 明枝
出版社: 福音館書店

在庫あり

税込価格: ¥2,090

絵本ナビ在庫 残り2

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2018年11月16日
ISBN: 9784834083569

出版社のおすすめ年齢:中学年〜
ページ数: 304ページ/サイズ : 22×15cm

出版社からの紹介

あらしの夜、五つの木箱が無人島に流れついた。中にはどれも新品のロボットが一体ずつ入っていたが、こわれずに無事だったのは一体だけだった。偶然スイッチが入り起動したロボット=ロズは、島で生きぬくために、野生動物たちを観察することでサバイバル術を学んでいく。はじめはロズを怪物よばわりしていた動物たちだったが、ひょんなことからガンの赤ちゃんの母親がわりとなったロズが子育てに孤軍奮闘する姿を見て、しだいに心をひらいていく。すっかり野生のロボットとなったロズのもとに、ある日、不気味な飛行船がやってきた……。

ベストレビュー

ロボットの「心」

「野生」と「ロボット」という言葉は
あまりにずれていて
どんな話なんだろうと思いながら読みました。

あっという間に読んでしまいました。
続きがあるらしく、一緒に入手しなかったことを後悔・・。
ひとつひとつの章が短めの設定なので
サクサク読めます。

お話は
貨物船の事故で、積み荷として積み込まれていたロボットの一体が、島に流れ着き、偶然に起動されるところから始まります。
もうその始まり方だけでわくわくします。
島で「学習」を続け
どんどん自然環境に順応していくロボット。
がんの子供を育てることを通して
心まで持ってしまったのではないかというほどの成長(?)をとげ、
島の動物たちとも友好的にすごせるようになったのに
ロボット回収のミッションが発動して・・・。

自然環境や親子問題、ジェンダー問題など
いろいろな問題提起が、さりげなくちりばめられていて
こんなによくできたお話があるだろうかと
久しぶりに感心しながら読みました。

大人が読んでも、十分面白いし
いろんなことを考えさせられた
読み応え十分な一冊です。
(やこちんさん 50代・ママ 女の子18歳)

ピーター・ブラウンさんのその他の作品

守れ 野生のロボット / やせいのロボット むじん島のロズ / ぼくのスカート / 帰れ 野生のロボット / きょうふの おばけパンツ / きょうふのおばけにんじん

前沢 明枝さんのその他の作品

色彩の魔術師 エリック・カールの絵本とアート / まほうのよるに はじめてサンタのそりをひいたトナカイのおはなし / 女王さまのワードローブ 改訂版 イギリス国民に愛された女王エリザベス2世の物語 / Artist to artist / 「エルマーのぼうけん」をかいた女性 ルース・S・ガネット / クレメンタイン3 それはないよ!?クレメンタイン


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご