火をぬすんだウサギ アルゼンチン ウィチーのおはなし

火をぬすんだウサギ アルゼンチン ウィチーのおはなし

  • 絵本
作: 宇野 和美
絵: パブロ・ピシック
出版社: 玉川大学出版部

在庫あり

税込価格: ¥2,750

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2022年02月15日
ISBN: 9784472060106

出版社のおすすめ年齢:低学年〜
32ページ

この作品が含まれるテーマ

この作品が含まれるシリーズ

出版社からの紹介

むかしむかし、ジャガーがたいせつな火をひとり占めしていました。どんなに頼んでもジャガーは火を分けてくれません。万策尽きて、困り果てた動物たちのなかから「ぼくがいくよ」とウサギが名乗り出て……。アルゼンチン北部の少数民族ウィチーに伝わる、助け合って生きることの知恵と勇気のお話をユーモラスにいきいきと描く。

ベストレビュー

火をめぐる由来

アルゼンチン、ウィチーのおはなし、と副題にあります。
グランチャコと呼ばれる、乾燥したサバナ気候の草原地帯に住むウィチーの人々に伝わるお話だそう。
大切な火を独り占めしていたジャガー。
他の動物たちが知恵を出し合い、その火を盗もうとするのですね。
オオアリクイ、アルマジロ、ツコツコ、カピバラなど、珍しい動物のラインナップが愉快です。
最後のウサギも、あと一歩で失敗。
ところが、案外大団円というのがなんとも。
ツコツコの鼻がぺちゃんこであること、ジャガーの足の裏が黒いこと、
(この地方の)ウサギの喉の毛が白いことの由来というのも興味深いです。
木の中に火が入り込んだという発想も、なるほど。
昔話らしいダイナミックさを堪能できました。
(レイラさん 50代・ママ )

宇野 和美さんのその他の作品

ベアは バレリーナ / この銃弾を忘れない / プラテーロとぼく 小学館世界J文学館セレクション / ワニのクロコ / しずかなおきゃくさま / アチケと天のじゃがいも畑


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご