
いま人気の大型サラセニア、ネペンテスなどを中心に食虫植物全般を収録した図鑑です。最近の改良品種の増加によって登場した暑さに強いタイプや、美しい園芸種(交配種)、気難しい種、花の個体差など、食虫植物の魅力を余すところなく解説していきます。
【目次】 はじめに 世界の食虫植物 各国の自生地 食虫植物とは 栽培の基本と増殖法 農園紹介 愛好団体紹介 索引
Sarracenia属 サラセニア Nepenthes属 ネペンテス(ウツボカズラ) Drosera属 ドロセラ(モウセンゴケ) Pinguicula属 ピンギキュラ(ムシトリスミレ) Dionaea属 ディオネア(ハエトリソウ) Utricularia属 ウトリクラリア(タヌキモ・ミミカキグサ) Ardrovanda属 アルドロバンダ(ムジナモ) Genlisea属 ゲンセリア Cephalotus属 セファロタス(フクロユキノシタ) Heliamphora属 ヘリアンフォラ Darlingtonia属 ダーリングトニア Byblis属 ビブリス Roridula属 ロリズラ Drosophyllum属 ドロソフィルム Column ホシクサ科の怪しい食虫植物Paepalanthus 食虫植物から除外された元食虫植物 季節労働をする食虫植物 食虫植物に住み着くアリ パイナップルが虫を食う!? ブラジルの原野で線虫を捕える食虫植物を発見
【著者プロフィール】 田辺 直樹 (タナベ ナオキ) (著/文 | 編集) 1963年東京生まれ。小学校2年生の時に食虫植物と出会って以来、食虫植物の魅力に取り付かれて50年。 大原簿記学校の講師として25年間教鞭をとる。1988年に税理士試験に合格、1989年には宅地建物取引主任者試験に合格。簿記会計の実務経験を活かし、経済産業省、文部科学省、ミロク情報サービス、富士通等で税務会計の研修を実施。 また1993年にプロマジシャンデビュー、ホテル、レストラン、結婚披露宴等で活躍。 そして多忙の合間を縫って食虫植物に愛情を注ぐ。 日本食虫植物愛好会を設立し、通信販売の実施、機関誌の発行、定例集会の実施、即売会、展示会、講習会の開催と精力的に活躍。 2年に1回開催される食虫植物国際会議では、オーストラリア、アメリカ、マレーシアでプレゼンテーションを行い、国内外の愛好家との交流も活発。
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