
うまれたばかりのだんちゃんは、どんなことだっておとなと同じようにできます。 おしりから水をのんだり、ころんってまるまったり!
大好きな落ち葉のほかにも、いろいろなものを食べるだんちゃん。 大きくなって殻がきつくなるたびに、半分ずつだっぴします。 やがておとなになっただんちゃんはオスと出会い、自分のおなかのうすいまくの中に卵をうんで……。
しかくいうんちをすることや、よく似ているワラジムシとの違いなど、 おもしろいダンゴムシの生態を物語の中でいっぱい知ることができます! 「むしのたまごシリーズ」4作目。

「むしのたまご」シリーズ
同じ「むしのたまごシリーズ」のかぶとむしバージョン、トンボバージョン、かたつむりバージョンを読みました。
卵から生まれた赤ちゃんが大きくなって、卵をうむまでのストーリーがドラマチックに描かれていて感激。たけがみたえさんのカラフルでダイナミックなイラストとマッチしていて、どれも楽しく読みました。
こちらはダンゴムシのだんちゃんの物語。大きくなるたびに脱皮して、その皮も食べて大きくなり、やがて成虫になる様子はエネルギーと頼もしさを感じます。
たけがみたえさんの力強いイラストが、今回も素晴らしかったです。
(クッチーナママさん 50代・ママ 女の子20歳、女の子18歳、男の子15歳)
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