三方一両損

三方一両損

  • 絵本

出版社: ロクリン社

在庫あり

税込価格: ¥1,870

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2024年04月30日
ISBN: 9784867610183

小学低学年
304mm×218mm

出版社からの紹介

お奉行、大岡越前の名裁き
いなせな男どもの騒動も、これにて一件落着!
ダジャレ落ちの名落語!!

【あらすじ】
財布を拾ってしまった佐官職人の金太郎。中に手紙と三両の大金が入っていました。
手紙の表には「たてだいく町・大工吉五郎どの」と書いてあります。
「届けてやらなきゃ始末に悪い」と金太郎、落とし主の家を訪ねます。
ところがどっこい、「財布と手紙は受け取るが、金はお前のもんだ!」と吉五郎、頑として受けとりません。
ついに二人は取っ組み合いの大げんか。
この職人たち、粋すぎてちょっと面倒です。

さてこの騒動、名奉行はどう解決させたのでしょう?

※本書は『おおおかさばき』(2007年・クレヨンハウス刊)を改題し、全場面加筆修正した新版です。

ベストレビュー

今どきとても気持ち良くなれる噺です

本物の落語は聞いていないのかもしれませんが、損得よりも 心意気にうたれる話だけにとても気持ちの良い作品です。
大岡裁きにしても、白黒決着ではなくて、お互いを尊重するあまり、丸く治めるために自分も一役買うところが何とも言えず清々しくなれました。
今なら私利私欲が絡んだ上に、悪徳行政がドロドロしたドラマを作り上げてしまうのでは。

川端誠さんの安定した落語絵本だけに、スッキリした気持ちで読んだのですが、先に読んでいたささめやゆきさんの絵本も大好きです。
どちらも好きなので、二冊両得としたいと思います。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご