
お城にすむおひめさまは、ある晩おそろしい音で目をさましました。おひめさまは何がおきたのか気になってしかたありませんでしたが、しらんぷりして朝ごはんを食べました。
お父さんとお母さんがケンカをしているとおそろしいよね。 自分の気持ちにしらんぷり、不安な気持ちはつい閉じこめてしまうけど、 わんわん泣いて、いいんだよ。
子どもの前でケンカをすると、子どもは一見平気なようでいて、じつは大きな不安と傷をかかえている。本書は大人に対しては反省を、子どもには、自分の気持ちをかくさないで、外に出そう、不安なときは泣いていいというメッセージを投げかけています。

大人が読む本?
かわいいイラストに惹かれ、手に取りました。
昔話風に始まるのに、レゴブロックが出てきたりと、今っぽい雰囲気。なんとも不思議な味わいの作品です。
意外にも大人に刺さるおはなしでした。
子どものことを見てあげていたかな?と反省する内容でドキッ。
見た目のかわいさに惑わされると、びっくりしてしまうかもしれません。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子21歳、女の子18歳、男の子15歳)
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