
★さまざまな状況にある子どもたちのことを「本人の声」の形で紹介する児童書シリーズの一冊★
シリーズ「わたしの声をきいて」(全5巻)の一冊で、本書は「不登校・登校しぶり」がテーマです。この本では、さまざまな理由で、学校に行けない、行くのがつらい3人の子どもの「声」を取り上げています。巻末では、当事者の子どもやまわりの子どもが困っているとき、誰にどのように相談すればよいのかを子どもたちにわかるように説明しています。授業や読み聞かせに、ぜひご活用ください。小学校低学年向き。
【主な目次】 ■主な目次 はじめに じゅぎょうがつらくてほけん室にいる りくとのお話 お友だちとあそぶのがうまくいかなくてつらい るいのお話 おうちですごしている ゆめのお話 こまっているとき、どうすればいいの? お友だちがこまっているとき、どうすればいいの? おとなの方へ 不登校について知ってほしいこと

不登校になる理由
3つの不登校事例が掲載されています。
不思議な感覚で読みました。
不登校になった理由に、発達障害の子の持っている特性と類似点を感じてしまったからです。
「発達障害」そのものが個性だと思うので、「障害者」というレッテルを不用意に貼ってしまってはいけません。
学校に行きたくなくても、やりたいこと、自分の得意なことがあれば、その子にとっての道はあるので、それを探してあげることが大事だと思います。
不登校になる要因の中に、知的障害、学習障害があるとしたら、その子に合った学習環境を見つけてあげることが大切だと思います。
周りの都合で測るのではなく、学校に行けない子に寄り添って、不登校を悪だと思いこまないことが大切だと思います。
この本は、そういう意味では物足りないのですが、身近にそんな子がいたら、心配してあげる思いやりにつなげて欲しいと思います。
あとは、大人たちに課せられた課題ですね。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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