
聖職者、貴族、騎士、商人、農民―― 仕事で知る中世の世界
中世の3つの身分とは、祈る人(聖職者)、 戦う人(騎士・貴族)、働く人(商人・職人・農民)の3つ。 それぞれの暮らしや服装、住まいはどんなだったのか? どんな武器を使い、どんな戦いをしていたのか? 建築や街並みはどんなだったのか? 複雑に絡み合う1000年の歴史を、仕事にわけて俯瞰する!
〜中世のお仕事事情、一部をご紹介〜 ■修道士・・・ワイン、ビール、蜂蜜の飼育を作っていた ■宮廷道化師・・・領主を笑わせることが仕事。領主に対しても皮肉や軽口が許されてる。 ■騎士・・・騎士になるのは貴族の子弟がほとんど。弱腰、逃げ腰であってはならない。 ■小姓・・・6〜7歳くらいで騎士の城に住み込みで働く。身の回りの世話をしながら、剣術や馬術を学ぶ。 ■吟遊詩人・・・都市から都市へ移動しながら、各地で詩や歌を歌った。
【目次】 10分でわかる! 中世ヨーロッパ千年史
第1章 祈る人I ?教皇・聖職者 キリスト教とその拡大 ローマ・カトリック教会 信仰を中心とした生活 修道院の発展 聖地巡礼 教皇と皇帝の関係 十字軍運動 教皇権力の衰退
第2章 祈る人II ?宗教美術 中世の美術 中世の絵画 写本芸術 ロマネスク建築 ゴシック建築 モン・サン=ミシェル
第3章 戦う人 ?王・貴族・騎士 王と諸侯 城での暮らし 騎士とは? 中世の軍団 中世の武器 鎧の変遷 攻城戦 紋章学 中世ヨーロッパの城
第4章 働く人 ?農民・職人・商人 領主と農民 農村の暮らし 中世の都市 都市に住む人々 都市の経済と規則 中世の職人制度
中世ヨーロッパ年表 中世ヨーロッパ用語集
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