ラン・ガール・ラン! 女子マラソンのとびらをあけたボビー・ギブ
  • ちょっとためしよみ

ラン・ガール・ラン! 女子マラソンのとびらをあけたボビー・ギブ

  • 絵本
作: アネット・ベイ・ピメンテル
絵: ミーシャ・アーチャー
訳: やすだ ふゆこ
出版社: 偕成社

在庫あり

税込価格: ¥1,980

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作品情報

発行日: 2025年10月31日
ISBN: 9784034254301

出版社のおすすめ年齢:中学年〜
280mm×240mm 32ページ

みどころ

小さい頃から走ることが大好きだったボビー・ギブ。学校ではスカートをはかなければならないし、陸上部にも入れない。でも、学校が終わればすぐにズボンにはきかえ、森へ駆け出します。木々の間をぬって走り続けるボビーの早いことといったら。

毎年春になると、ボビーの家の近くで「ボストンマラソン」が開かれます。スタートからゴールまでは、なんと42.195キロメートル。そんなに長い道のりを走るなんて! ボビーは目の前を走り抜けるランナーを見ながら、足がうずうずしてきます。

「ああ、わたしもいっしょに走りたい!」

次の日から、ボビーは大会に向けて走りはじめます。どんな険しい道でも、どんなに寒くても、ボビーは走り続け、とうとう出場を申し込んだのです。ところが返ってきたのは「女性はマラソンに出られません」という言葉。女性の体は、42キロも走るようにはできていないというのです。それでもあきらめなかったボビーは……。

1966年、アメリカのボストンマラソンで繰り広げられた「世界を変えた挑戦」を描きだしたこの絵本。今では考えられないことだけれど、当時は「女性にはスポーツは向いていない」とされていたのです。そんな中、ボビーは覚悟を決め、ルールを破ってレースに参加。見事に走りきり、人々の考えを変えていきます。

読んでいるだけで、ボビーと一緒に走り出したくなるような衝動に駆られるこの絵本。歴史的背景を知る驚きだけでなく、ボビーの感じている疾走感や気持ち良さ、自由を求める心などが感覚的に伝わってくるのは、色鮮やかなコラージュ、貼り絵によって表現された魅力的な場面の数々によるもの。

まさに今、あきらめずに挑戦し続けている人や、心が折れそうになっている人にも。力強く背中を押してくれる一冊となってくれることでしょう。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

出版社からの紹介

ボストンマラソンをはじめて走った女性ボビー・ギブ(1947年?)の物語。
 「女性にはスポーツは向いていない」とされた時代、学校の陸上部にすら入れない彼女は、あきらめずに放課後ひとりで走りつづけた。そうするうちに1966年、「ボストン・マラソン」に出たいと考えた。走っていればレースに出たくなるのは必然。しかしルールによって女性はマラソンに出られない。それでも申し込むが門前払いをくらう。彼女はあきらめなかった。大会当日、スタート地点のしげみに身をかくし、号砲とともに他の選手にまぎれて走りだした。とちゅう彼女のことに気づいた男性ランナーの応援や、沿道の大声援をうけて42.195キロを走りきる。記録は3時間20分。彼女は周囲を仰天させ、以来「女性もマラソンを走る体力がある」という考えが広がった。これを機に1972年ボストンマラソンで女性の正式参加が認められる。ボビーは道を切り開いた。「できない」といわれてもあきらめずに挑戦した。その勇気は、今でも多くの人をはげまし「夢を信じて挑戦すれば、世界を変えられる」という気持ちにさせてくれる。

ベストレビュー

女性アスリートの先駆け

今では当たり前に女性ランナーがいて、女性だけのマラソン大会も開催されているのですが、私が走り始めた頃はまだまだ希少な存在でした。
それよりも、女性の身体はマラソンを走るようにはできていないという固定観念に縛られた大会規定の基、参加そのものにも高いハードルがあったことを覚えています。
その意味では、私が走り始めた1979年以前に、このようなチャレンジャーがいたことには驚かされます。
何事も壁を壊し、理解を深め、当たり前にすることによって社会は開けていくのでしょう。
世界にはボビー・ギブのようなチャレンジャーがいっぱいいます。
その意味で、42.195キロという距離とコースの象徴性が、ランナーだけでなく多くの人に伝わることの大きい絵本だと思います。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )

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