
永遠の美と理想に向かって 己を駆動させ続けた、その「文学的」生涯とは何だったのか。 恐るべき作家の軌跡を追う──。
生誕100年を記念し、新版にて刊行決定。 平野啓一郎による巻頭エッセイや、巻頭グラビアを追補した、 三島文学と生涯への格好の入門書!!
【目次】
《巻頭エッセイ》 明察と酩酊との奇妙なアマルガム──百歳の三島由紀夫を想像する年 平野啓一郎 魂と肉体の交渉 横尾忠則
《巻頭グラビア》 MISHIMA──高貴な被写体
《三島由紀夫の時代》 ◎1925年1月14日-1940年頃 先行する言葉 “詩を書く少年”の時代 童話への耽溺/公威をめぐる女性たち/紙上映画「世界の驚異」
◎1941-45年頃 “三島由紀夫”の出発 戦時下、「花ざかりの森」の時代 ペンネームの由来/習作期の未発表小説「廃墟の朝」/芝居日記
◎1946-51年頃 “内心の怪物”との苦闘 戦後、「仮面の告白」の時代 会計日記/脆さうな造花 川端康成との出会いと「盗賊」
◎1952-57年頃 才華撩乱の文学 「金閣寺」の時代 三島文学における筋肉
◎1958-64年頃 空白の時代に挑む 「鏡子の家」の時代 ぼくはオブジェになりたい
◎1965-1970年11月24日 雅と行動と 「豊饒の海」の時代 学生運動と三島由紀夫/「豊饒の海」結末 世界を存在させる夏の庭 書簡にみる三島由紀夫の最期/三島由紀夫 最後の言葉
◎1970年11月25日 真昼の最期/事件の反響
《エッセイ》 三島さんと映画「憂国」 藤井浩明 最後の二日間 徳岡孝夫 今、蘇る危うい予告 石原慎太郎 3M(ミシマ/モリタ/モリムラ)を見据えて 森村泰昌
《論考》 書くことが生きることと密接につながっていた 松本 徹 映画人を刺激し続ける主題 山内由紀人 言葉ひとつでドラマを構築することに魅せられて 松本 徹 血の通った原体験から生まれる批評精神 井上隆史 多様な人を相手に座談の妙 山中剛史 死の煌めき 田中美代子
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