カプリの王さま

カプリの王さま

  • 絵本
作: ジャネット・ウィンターソン
絵: ジェーン・レイ
訳: 柳原 由紀 Ayuo
出版社: 小学館

税込価格: ¥1,760

ご購入いただけません

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2012年04月
ISBN: 9784097262077

大菊倍判/32頁

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

子どもから大人まで楽しめる寓話絵本
イギリスでも有名は、小説家ジャネット・ウィンターソンの初めての絵本。日本でも人気の絵本作家ジェーン・レイが絵を手がけるゴールデンコンビの絵本です。
 カプリの島に、食べることが大好きな王様がいました。毎日毎日ごちそうを食べ放題、気ままに暮らしていました。王さまは、「口が二つあったら、もっとおいしいものをもっといっぱい食べられるのに……」なんていっていました。ところがある日、大嵐がやってきて、王様の洋服、食べもの、牛、自転車…、すべてのものが風に吹きとばされて、向かいの町ナポリの貧しい洗濯屋のおばさんの家に、ドッスーンと落ちてきたのです。こまった王様は、洗濯おばさんに会いにでかけていきました。そして貧しいけれども豊かに暮らす人たちを知った王様は、洗濯おばさんと結婚して、幸せに暮らしました…。子どもから大人まで楽しめる寓話絵本です。

ベストレビュー

イタリア気分の寓話

『The King of Capri』が原題。
訳者が、風変わりでチャーミングな物語と評するウィンターソン(英国)の初絵本作品。
イタリアのカプリ島が舞台の、イタリア気分の寓話、という印象です。
食いしん坊のカプリの王さまが主人公です。
もちろん、美食三昧、貧民のことなど考えません。
対岸のナポリには貧民の洗濯おばさん、ジュエルさんが暮らしていて、
その生活ぶりが対照的です。
ある日、風のいたずらで、王さまの物が吹き飛ばされて、ジュエルさんのもとへ。
そこからの展開も大らかですごいです。
風変わりでチャーミング、との評に納得。
さらには、コラージュを駆使したであろう絵もキュート。
おやおや、日本のものらしいコラージュも見受けられますね。
イタリア語も差し込まれ、イタリア気分を盛り上げます。
ただ、かなり入り組んだストーリーなので、小学校高学年から、
どちらかというと大人向けかもしれませんね。
(レイラさん 50代・ママ )

ジャネット・ウィンターソンさんのその他の作品

クリスマスの物語 ライオンと一角獣とわたし

ジェーン・レイさんのその他の作品

幸福の王子 / サーカスの少年と鳥になった女の子 / リンゴのたねをまいた おひめさま / 白雪姫 / 絵巻物語フェアリーテイル / 遠くからみると


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご