北極サーカス



あっと驚く技や芸、愛嬌のある動物たちにピエロ。にぎやかだけど、ちょっと不思議な雰囲気も漂う「サーカス」の世界観は、子どもたちの心を惹きつけます。
絵本作家が描く「サーカス」は、どれも美しく、魅力的な作品ばかり。実際に行ったことのない子でも、充分に楽しめます。
テントが組み立てられ、舞台や客席が作られ、にぎやかにサーカスの幕あけです。ページを開くたびに人と動物のどきどきする芸がくりひろげられていきます。
ライオン、カンガルーと次々に愉快な芸が飛び出した。
怪我で空中ブランコに出られないサルくんに、お客さんはブーイング。困った司会のアザラシさん、さてどうする?
ヤギの魔術師ムッシュ・ムニエル。今回の活躍の場は公園のサーカス団。あっとおどろく展開に、読んでいるうちに自分もサーカス会場にいるような気分になることでしょう。いっしょにハラハラ、ドキドキしてくださいね。
ぴかぴか星に住んでいる、みつごの兄弟ほしうさぎ。彼らが得意なぴょんぴょんジャンプを見て、流れ星が言います。「ほしうさぎのジャンプって、サーカスみたいだね」そこで、ほしうさぎたちは“おかのうえのサーカス”に行ってみることにします。そして…?
目の前に広がっているのは、豪華絢爛たまごの大サーカス!色とりどりに着飾った観客たちを前に、団長が声をかけると音楽が始まります。♪われやすいのがたまにきず〜ハラハラドキドキ、最後にニッコリの大サーカス、はじまりはじまり!
幼い子どもからおとなまでの読者をふしぎな世界へ誘う作者が、この絵本では、真夜中の机の上で小人たちが演じるふしぎなサーカス「地上最小のショウ」に読者を招待してくれます。
あっ、絵が動く! さるがお皿をまわしたり、くまが自転車にのったり。マジックフィルムで絵が動く、たのしいサーカスの絵本。
鮮やかなブルーのリボンをふりほどき、ページをめくれば、じゃばら状につながった立体的なサーカスの舞台があらわれます。360度ひらいて、表紙と背表紙を背中合わせにしたまま先ほどのブルーのリボンで結んでみると…。なんともにぎやかなサーカス団のメリーゴーランドのおでましです!
家族のいなくなってしまったミハエルは、サーカスに引き取られますが、得意なことがありません。サーカスにいる美しい白い馬に芸を仕込めばサーカスに出られると言われたミハエルは…。
馬やヤギなど、いろいろな動物となかよく暮らしているペニーさんのところへ、ある夜、サーカスからにげだしたチンパンジーとクマがやってきました。もうサーカスにはもどりたくない、というふたりに、心やさしいペニーさんは…?
「さーかすのはじまりはじまり」音楽隊もせいぞろい。さるの自転車乗り、ほえるライオン。愉快などうけしもいる。ブルーナが描くサーカスの絵本。
作:アネット・チゾン タラス・テイラー 絵:アネット・チゾン タラス・テイラー 訳:山下 明生 出版社:講談社 ISBN: 9784061287655
税込価格: ¥1,540
サーカスが町を通りすぎていってしまい、子どもたちはがっかり。そこで、バーバパパたちがサーカスをすることにしました。さあ、楽しいショーのはじまりです!
みなさん、そろそろ不思議なサーカスがはじまりますよ。ピエロのパパドンが案内してくれます。表紙にも登場している平均台をわたる犬たち、さて一体何匹いるのでしょう?こちらは色んなものが隠れているロープ、よく見ると…あれあれ?摩訶不思議な“だまし絵”の世界です。
「ようこそ、かがみのサーカスへ。」招待されたそこは、かがみのサーカスの舞台の上。華やかな曲芸に見とれていると、男の子も飛び入り参加することに!?顔を近づけて、ページの角度を変えてみると…「すごい、すごい」。スリル満点、キラキラな自分だけのサーカスの世界が広がっていますよ。