とろ とっと
  • ちょっとためしよみ

とろ とっと

  • 絵本
文: 内田 麟太郎
絵: 西村 繁男
出版社: くもん出版

在庫あり

税込価格: ¥1,430

絵本ナビ在庫 残り3

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作品情報

発行日: 2018年12月
ISBN: 9784774327846

A4変型判 縦267mm 横217mm 32ページ

出版社からの紹介

「とろ とっと とろ とっと トロッコでんしゃが やってきます」

走ってくる一台のトロッコ電車。

「のりますよ。のりますよ。こどもも こぞうも のりますよ」
「どうぞ どうぞ。どなたも どうぞの でんしゃです」

駅で子どもたちが乗りこみます。それに混ざって、子象? そうです、だって子象は「こぞう」だから。

随所にことばあそびを散りばめながら、トロッコ電車は、「とろ とっと とろ とっと」と進んでいきます。

子どもたちに動物、虫やおばけなど、たくさんのお客さんを乗せて、さまざまな場所をまわります。

最後のお客さんは「いちどでいいから のりものに のりたかったんだ」という、あの人(物?)。

『ようちえんがばけますよ』『おでんさむらい』などで子どもたちの心をつかんできた内田麟太郎、西村繁男のコンビが、ナンセンスで不思議な世界を生み出します。

どんどん変わっていく景色や、乗ってくるユニークな乗客たちを楽しむのもよし。ことばあそびでくすりとするのもよし。

乗客一人ひとりの様子をじっくり見て、「あのお客さんははいまどうしているかな?」「あ、あの乗客がこうなった」と、発見を楽しむのもよし。

たくさんの楽しみ方ができる、あそび心に溢れた一冊です。

ベストレビュー

あー、楽しかった。

ナビで内田麟太郎さんと西村繁男さんのインタビューを読んで、すっごく読みたくなって捜してきました。

すべてが、5・7・5じゃないけど、言葉のリズムも響きが良くて、おまけにダジャレもあちこち飛び出してきて、読み終わった時、「あー、楽しかった」と、思いました。
字も絵もはっきりしていて遠目がききます。細かく描いているところもありますが、そういうところは、読み聞かせで読んでもらった後に、ひとり読みでこっそり見つける楽しみになります。

一度絵本の真ん中あたりで、「遊園地の乗り物だったのかな?}と思えるような描写の部分がありました。
遊園地の遊具であってもいいし、どこか田舎のトロッコ電車に乗っていると想像してもいいですね。

電車が下っていくとき、子どもたちや茶わんむしは喜んでいるのに、おばけたちが悲鳴を上げているのも笑えました。
また、「もりの仲間」が乗るところで、ご飯のおおもりさんが乗ってくるところは吹き出しちゃいました。
きっと、この絵本に出会った子どもたち(大人も)は絵本を読み終えた時、「あー、楽しかった」と、思ってくれると思います。
(てんぐざるさん 50代・ママ 女の子23歳、女の子19歳)

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