
れのちゃんは「だじゃれ」なんて大嫌い。けれどある日曜日、道を歩いていると、次から次へとだじゃれを言ってくる変な占い師に出会ったのです。
「きょうみないから きょう 見ない。」
ところが次の日学校で、れのちゃんが音楽の時間に思い出したのはこのだじゃれ。これは占い? それともただのだじゃれ? 次の日曜日には友だち二人を連れていくと、またまた変なだじゃれを連発する占い師。するとさらに次の日もまた……!? 気がつけば、だじゃれ占いは大評判。れのちゃんもだんだんだじゃれが好きになってきて……。
ページをめくればめくるほど、怒涛の「だじゃれ」だらけになっていくこの絵本。それなのに物語だってちゃんと進んでいくから面白い。「わらって すべって あじわう だじゃれ」シリーズの第2弾は、突然あらわれた占い師が大活躍! 可愛い絵とヘンテコなだじゃれの組み合わせがクセになってしまいそう。
「だじゃれ」って、理解するのも考えるのもちょっと難しい? いえいえ、そんなことはありません。れのちゃんたちみたいに、気楽に明るく、わいわい笑って楽しんでしまえばいいのです。「すべってあじわう」、まさにその通り。言葉が好きになるきっかけになるといいですよね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

日本語の豊かさを楽しく味わえる、読み聞かせのしやすい絵本です。掛け言葉を中心に、とにかく怒涛の「だじゃれ」だらけの物語展開がおもしろい! 小学生の女の子「れのちゃん」は、だじゃれなんて大嫌い。でも突然現れた占い師の占いが、だじゃれだらけなのに当たりすぎて…。言葉遊びを楽しむには、幅広い表現を理解する素地が必要ですが、本書は絵本の形で気楽に読め、語彙力を増やすスモールステップとなることまちがいなしです!
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