日本語って面白い!そう思えたら幸せですよね。かたく考えなくても、楽しくて遊びながらことばと親しめる絵本がこんなにあります。創作ことば、しりとり、回文、早口言葉、ことわざ、駄洒落……。言葉の可能性を最大限に生かした絵本。どれも声に出して読んで気持ちよく、理屈抜きで楽しめ、読みおわれば頭がすっきり。作家さんが「ことばと遊ぶ」絵本、傑作ぞろいです。年齢に関係なく、長く楽しんでくださいね。
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大きなサイズの画面にあらゆる言葉遊びがびっしり!回文、反対言葉、しりとり・・・18のことばのこばこ。絵と言葉が一体となって表現された和田誠、渾身の一作です。
これは言葉を覚えたばかりの子でも夢中になれる楽しさ、大人でも驚きの面白さ。まさに「ことばの宇宙」です。【6歳〜】
こちらは題名通りだじゃれオンパレード。どうぶつをテーマに次々飛び出すことば遊び。この理屈抜きの面白さが子どもも大人も関係なく頭がすかっとして気持いい!見ているだけで笑ってしまう高畠さんの絵も魅力的。【5歳〜】
「ぶた」「たぬき」「きつね」…。子どもたちの大好きな“しりとりあそび”の絵本です。絵を追っていくと、しりとり言葉だけのはずなのに、おかしなストーリーが見えてくる!?【3歳〜】
さるくんが主人公。全部、「る」で終わる言葉でできているお話です。「さる・くる」「さる・みる」…この楽しさ、面白さは、みんなで読んで体験してみてくださいね。【3歳〜】
ことばを一文字変えただけでこんなに変わるし、楽しめる!中川ひろたか&村上康成の黄金コンビによることば遊び絵本。言葉の世界を自由自在に遊びまわる内容に子ども達も大喜びです。【3歳〜】
ことわざを五味流解説で身近なものにしてくれたロングセラーの絵本です。右ページにことわざが楽しい絵で解説され、左ページではそれを受けて創作ことわざによる新たな違う角度で解説。ことわざに興味を持ち始めた子には新鮮な気持で読めるし、大人が読んでも更に奥深い楽しみ方が出来るはず。続編も2冊出ている人気シリーズ。【6歳〜】
韻を踏んだり繰り返したり、声に出して読むとわかるリズミカルなうたの心地よい響き。「かっぱらっぱかっぱらった」詩というジャンルでは括りきれない、まさに「ことばあそび」。瀬川康男さんの絵も効果的で日本語の美しさや面白さが体感できる上質な絵本です。【4歳〜】
ようこそ、へんしんトンネルへ!ページをめくってはびっくり!かっぱが「かっぱかっぱ…」とつぶやきながらくぐると、「…ぱっかぱっか」と馬になって出てきました。絶対はまるたのしい絵本!声に出して読む楽しさは、言葉遊び絵本の醍醐味ですね。おはなし会で必ず盛り上がります。【3歳〜】
「はやくちこぶた」劇場のはじまり、はじまり!
お馴染み人気の早口言葉が次々と登場、更に3びきのこぶたとおおかみの物語も同時進行。さて、結末に来る早口言葉はなに?幅広い年齢層で楽しめます。誰が一番上手に言えるかな。【4歳から】
「おっと合点承知之助」「驚き桃の木山椒の木」などどこか懐かしいことば(つけたし言葉)をおじいちゃんと子どもが遊びながら発していきます。声に出して読んでみると、より一層その面白さが味わえるはず。言葉をつなげて展開するストーリー、細かい部分も気になるつちだのぶこさんの絵も魅力。作者は「声に出して読む日本語」斎藤孝さんです。【5歳〜】
上から読んでも下から読んでも笑って泣ける、波乱に満ちた大家族のドラマ。すべての文章が上から読んでも下から読んでも同じ『回文』だけで綴られている、見事な出来映えの絵本です。【4歳〜】
「あっちゃん あがつく あいするくりーむ」。うたって、あそべて、たのしめる、愉快な「たべものあいうえお」。「あ」から「ん」まで、濁音、半濁音も含めて69音すべてが登場。可愛くて美味しそうな食べ物たちの絵が何度見ても楽しめる充実の一冊です。【3歳〜】
新旧いろはかるた対決!
知っているようで、あまり知られていない「いろはがるた」の句も長谷川センセイの手にかかればこんな楽しい絵本に。お腹を抱えて学びましょう。【6歳〜】
普段はちょっと馴染みのない「川柳」の世界。江戸川柳は、人々の営みを5・7・5の文字で切り取り、ユーモアたっぷりに描き出した言葉遊び。子どもたちの目線を大事にした、ていねいな解説文とともにお楽しみください。【4歳〜】
商店街で「しりとり大会」開催!おすしやさんにパンやさん、ラーメンやさんチーム…優勝はどのお店!? 笑い&涙ありで、心も満腹に!【3歳〜】
なんでもしりとりの順に並んでいないと気がすまない王様、料理の順番も、もちろんしりとり。そして最後は好物プリンと決まっています。悪戦苦闘する家来たちは、そんな王様をこらしめてやろうと、ある作戦を考えました。【3歳〜】
「これは のみの ぴこ」「これは のみの ぴこの すんでいる ねこの ごえもん」ページをめくることに言葉がつみかさなっていき、最初は短かった文章が、どんどん長い文章に。子どもたちは思わず声に出してみたくなるようです。最後にはいったいどうなるのでしょうね…?【5歳〜】
相撲をとりながらおすもうさんが、ちょうちょを「とっています」。ちょうちょをとりながら、足を「とっています」。足をとりながら、バランスを「とっています」。同音異義語×ナンセンスで、こんなに可笑しくて可愛らしい絵本ができちゃった。【3歳〜】