国語の時間、「ふ・ゆ・や・す・み」の文字を、一文字ずつ頭につけて文章をつくる、ことば遊びの勉強をした。冬休みに「詩」をつくる宿題をだすから、そのための練習だって。北森先生、また文集をつくるみたい。
冬休みに入って、ずっと考えていたけど、ひとつも「詩」できんかった。ほんまは今日ひとつできたけど、母ちゃんが激怒して、ボツや。けっこうおもしろいと思ったけど……。次の日、「詩」の材料がおちてるかもしれないからって、母ちゃんと一緒に買い物に行くことになった。ぼくは、商店街で見たまま感じたままを書いてみたけど、家族のみんなは、どれもいまいちだって。
ついに冬休みも今日で終わり。のんびり一日かけて考えようと思ってたら、朝からファンヒーターがこわれてしまった。父ちゃんとふたりで電気屋に行く途中、ついに、いい「詩」を思いついた!
素直でユーモラスな詩が笑いを誘う、愉快な幼年童話。詩をつくる楽しさが伝わります。
3年読み聞かせ◎
3年生のクラスで読み聞かせをしてきました。
笑い声がたくさん聞こえてきました。
なかなか詩を書くことはむつかしいことですが
思ったことをそのまま書いていく主人公。
かあちゃんのケツのことを題材にしたおもしろい詩もある。
ほぉー確かにと納得する詩もある。
おもしろいだけでなく文章のまとまりもすごくよく
テンポよく物語が進んでいきます。
最後にステキなオチもあり。これは是非おススメしたい本です。
9歳の娘は何度読んでも面白いとお気に入りです。 (たんさんさん 30代・ママ 女の子8歳、男の子4歳、女の子2歳)
|