おじいちゃんと子どもたちが、「驚き桃の木山椒の木」「その手は桑名の焼蛤」など、 楽しい言葉あそびをくりひろげます。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で 子どもたちに大人気だった付けたし言葉が、楽しい絵本になりました。
自然と笑顔がこぼれる
子供が年中さんだった頃、
保育園より帰宅すると何か言葉遣いが
違うようになってきていました。
頼みごとをすると「おっと合点承知の助!」、
「おはようごんざえもん」、「その手は桑名の焼き蛤」…。
使っている様子を観察すると、ちゃあんと意味が分かって
これらの言葉を使っている様子。
訳を聞いてみると保育園の先生が
この「おっと合点承知の助」を持ってきて
毎日読んで下さるとのこと。
子供達は、この本が大好きで、事あるごとに
読んで読んでとせがんでいたようです。
そんな様子を知ってか?その冬のお楽しみ会は
「忍者」になる事になりました。
(おじいちゃんが実は忍者だったくだりがあるのです。)
赤忍者、青忍者etcとグループを作り、
それぞれ与えられたミッションを達成すると
巻物を最後に貰えます。その巻物に免許皆伝として秘密の合言葉が、
この本の言葉達。
合言葉が「し〜らんぺったんゴリラ」そこで観客がドッと爆笑。
子供たちにとって日頃聞かない面白い言葉に受け取られるようですが、私にとっては消えては淋しいとても懐かしい言葉達。
聞いているだけで楽しくなるこれらの愛らしい言葉達、
これからも大切にしていって欲しいです。 (かわゆいゆいさん 40代・ママ 女の子5歳)
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