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やに なった |
作品情報
発行日: 2011年10月
子どもからおとなまで |
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象は大きくて重い動物でいるのが、やになってる。じゃあ何になりたいのかな…?頭の小さなフラップの中に隠れた動物たちの願い。ラストの牛がなりたいものは?堂々巡りのオチも楽しい、シリーズ第3巻。 ![]() ![]()
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不満と理想「やになった」というシャープな題名が気になったのですが、谷川俊太郎さん訳と気づいて、納得。 となれば、このつながり歌のような展開は十八番ですね。 不満げなゾウから始まり、なりたい小鳥へ。 でも小鳥も不満なわけで。 となれば、オチはだいたい予想できましたが、見事着地。 仕掛けがいい塩梅のリズムとなっています。 なるほど、だから、この表紙絵なんですね。 でも、なかなか哲学的な展開が気に入りました。 (レイラさん 50代・ママ 男の子30歳、男の子28歳) |
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